
本日2回目のブログアップとなります。いえ、決してヒマなわけでは…。 少し書いておきたいことを思い立ち、キーを叩いております。 2016年に、初めての自社出版物として発行した『RIVER-WALK First Issue』…

本日2回目のブログアップとなります。いえ、決してヒマなわけでは…。 少し書いておきたいことを思い立ち、キーを叩いております。 2016年に、初めての自社出版物として発行した『RIVER-WALK First Issue』…

川で釣りをしていた僕はギャーと鳴く鳥と出会う。鮮やかなブルーの羽を思い出して調べてみるとカケスだと知る。英国人はこの声をジェイと聞きJAYと名づけた。そんな知識を携え、また同じ川でJAYと出会う。それが喜びであることに改…

釣りと狩りは非なるものだが似てもいる。たとえば相手の命を握ること。「食」への言及が少なく、代わりに狩る相手の尊厳を高める描写が目立つ点で、昨今の狩猟ブームと異質だが、キャッチ&リリースを主とする自分はそこに居心地のよさを…

「イワナ」という名前を知らなかったとして、どんな名をつけようか。そう考える時、浮かぶ名には自分と魚との関係が投影される。「イワナの手触りっておっぱいだよなぁ」と釣るたびに至福の表情を見せる彼が名づけたら「ヤマノチチ」か。…

イワナ釣りをしながら感じられる季節の移り変わりや生き物の営みが可愛く鮮やかに彩色された世界。生命の循環について「サケが森をつくる」というインディアンの諺があるけれど、この本で学ぶひとつは「ハリガネムシが森から川に運ぶ」循…

たゆまずに流れつづける川。逆光に照らされて光る水面とフライライン。まばゆい情景とともに、釣りが仲立ちした関係を確かめては懐かしむ。74歳が世に残した処女作は、人を少し立ち止まらせ、過去の出来事をひとつふたつ思い出させて、…

琥珀に照ったほろ酔い。脂の一滴にはじける炎音。冷えた森の気配。もぐりこむ寝袋の温もり。くぐもる川の音。青白い月光。溯上する鱒への憧れ。懐かしい時間の往来……。秩序立った文章がつくる心象風景にわが身を浸して遊ぶ心地よさ。こ…

ふと、自然界において自分が異物であると感じる。元々はその一員のはずなのに、いつの間にか大きくはみ出してしまった気になって孤独を感じる。動物を神と見たて、人のように振る舞わせ、似た考えを持つ仲間だと認める神謡には、そんな孤…

こんな未知を探る釣り、いまの日本の渓流じゃできないんだろうな……なんて卑屈にならないのは、著者が釣れた魚の大きさに強くこだわっているにもかかわらず、伝えようとしているものが功績よりも体験への喜びだから?と思う。そして功績…

言葉が魚を釣る自分に共感してくれる。高揚と虚無という釣りの持ち味が浮き彫りにされる。数十年の時を感じないのは本質をついたものだから? それともこの言葉自体が僕らのオリジンだから、なのだろうか? キングサーモンを狙う『アラ…