2019年7月15日(発売予定)で、弊社RIVER-WALKがひさびさに新刊を刊行いたします。 販売方法はこちら(『考えるロックフィッシュゲーム』販売方法)をご参照ください。 『考えるロックフィッシュゲーム 佐藤文紀』 「ロックフィッシュ」とは、漢字で書けば「岩魚」にもなりますが、ここでのロックフィッシュは海の魚です。 表紙の写真はキジハタという魚です。 いま、このキジハタをはじめ、アカハタ、オオモンハタなど、ハタのルアーフィッシングが流行しています。 これらハタをはじめ、アイナメやソイ、カサゴなど、いわゆる「根魚」とも呼ばれる岩に生息する魚達の総称を「ロックフィッシュ」と言います。 それらロックフィッシュを、考えて考えて楽しく釣ろう!という提案が本書の目指すところです。 一冊まるごと、この釣りのパイオニアであり第一人者の佐藤文紀さんが解説。佐藤さんによる、釣り方からタックル&ルアー、魚の生態までロックフィッシュのノウハウが丸ごとおさめられているのですが、この本の面白いところはそれだけではありません。 もともと「考えるロックフィッシュゲーム」は、この春まで私も編集を担当しておりました海のルアーフィッシング専門紙『ソルトウォーター』の不定期連載でした。 連載のコンセプトは「この釣りの第一線を走る佐藤さんが、いま夢中になっている釣りを紹介する」ものでした。 そこは第一人者ですから、佐藤さんが夢中になっている釣りは、そのまま、ロックフィッシュの釣りの歴史、みたいな感じにもなっていくわけです。なので、現時点では、どの釣りも、まあまあ人気が出てきて一般的になっていたりもするのですが、連載の当時は、佐藤さんも含め、まだ世間的にはよく知られていないテーマに取り組んでいくわけですから、手探りなわけです。 いわゆる釣り雑誌の記事の典型は、上手い人が「これが答えです」とテクニックやハウツーを解説する形が取られがちなのですが、この本の中核をなしている連載記事収録パートでは、佐藤さんの当時の試行錯誤、「考えて釣る」過程がそのままおさめられているのです。 なんだ・・答えじゃないんだ・・と思ったアナタ! ご安心ください。そこはくどいようですが、第一人者ですから、考えた結果として、なんとか釣ってしまいます。なのでそこで試行錯誤をしている釣りも正解のひとつ、というわけです。 同時に2019年6月のいま、佐藤さんが考えていることも、コラムとして織り込んでありますので、たとえば「このときはこんな釣りをしたけど、いまだったらこうするな・・」とか、そんなさらに進んだ考えも解説してくれています。 さらに! 今回、最新記事として取材したての撮り下ろし記事を2本収録しています。 ひとつは表紙にもいる大人気のキジハタです。 そしてもうひとつは、表紙にも小さく乗っている、この巨大な魚。スジアラという魚に挑戦した記録がドキュメントタッチで収録されています。 また、この本にはもうひとつのテーマがあるんです。 佐藤文紀さんは、知る人ぞ知るサクラマス釣りの名手でもありまして、弊社『RIVER-WALK』のFirst IssueとVol.3にもご寄稿をいただいてます。そんな佐藤さんと私がたびたび話していることは「ロックフィッシュってトラウトのような美しさがあるよね」ってことです。 なので、この本では、釣った魚ができるだけきれいに美しく見えるような写真を主に選んでいます。 トラウトっぽいですよね、ね! あ、ちなみに全ページ、オールカラーです!
とまあ、前のめりの解説で少々長くなってしまいましたが、かなりこだわりの一冊に仕上がりましたので、海のルアーフィッシングにご興味のある方はぜひ、この一冊を入門用&考えるドリル?にご活用ください! イワナとかヤマメとかサクラマスとかに興味のある方ならば、きっと好きになる釣りですよ。
1,700円+税で、全国の書店でご注文をいただくことができます。釣具店様へもご案内をこれからどんどんしていくところですが、ご興味がございましたら、ぜひともお問い合わせいただけると幸いです。 これから日々、少しずつ内容についてもご紹介をさせていただきます。〈若林〉 ※当初、発売は2019年7月10日を予定しておりましたが、7月15日に変更とさせていただきました。ご了承ください。 |