編集のお手伝いをさせていただいている月刊『ソルトウォーター』(地球丸刊)の11月号(9月21日発売号)が発売となりました。書店、釣具店等で販売しておりますので、お手にとっていただけると幸いです。 今月号も、どこまでもモノに一番こだわる海のルアーフィッシング専門誌です! 第一特集は「ライトゲーム 釣る人の絶妙タックルセッティング」です。 「ライトゲーム」=「LIGHT GAME」=軽いゲーム・・? つまりはお手軽に楽しめる釣りってことです。 業種でいえばアジ、メバル、メッキ、カマス、ハゼ、サバ、チヌ、などなど・・。 それらをまとめて手軽に楽しめる釣りであると。 「ライトゲーム」であるというわけです。 そう、晩秋~初冬に向かうこれからの季節、手軽に狙える魚たちがいっぱいいます。釣り場は漁港だったり防波堤だったりちょっとした河の河口だったり・・。 で、お手軽に楽しめてしまうのがウリなのですが、同時にリールやロッドや釣糸やルアーをより軽く繊細にしていけばいくほど、魚からのアタリにも敏感になりますし、軽いルアーも飛びますし、その結果、一般的にはもっと釣れるようになっていったりします。 お手軽にも釣れちゃうのだけど、突き詰めればもっともっと釣れてしまう、というわけなんです。 つまり、もっともっと釣ってしまいたい人には「絶妙なタックルセッティング」を知ることが大切である、ということなのです。 ちなみに「タックルセッティング」とは、釣り竿とリールと釣糸と餌(ルアー)の組み合わせ方ですね。このバランスを整えれば整えるほどよい、というわけなのですが、なかなかこれが難しい。ならばたくさん釣っている人の「タックルセッティング」を直接教えてもらっちゃおう!という企画です。 Q&Aパートでは「なぜそのタックルセッティング?」の「なぜ?」の部分にスポットを当てています。「なぜ?」を教えてくれるから、単純に模倣するだけじゃなくて、自分なりに理解して自分ならではの「タックルセッティング」を組むこともできるようになるはずです。そんなヒントが詰まっています。 そして第二特集は、タチウオです! この時期、岸近くに接岸してくるタチウオは、皆さんご存知のとおり「美味しい魚」です。 なのでそれだけで大人気なのですが、これが釣るとまた面白い! 牙だらけの凶暴な顔をしながら、実に繊細で、ていねいにタチウオのいるレンジ(タチウオのいる水深ですね)を探り当てて、適した誘い方をしないとなかなかうまく釣れないもの。 今回は、ダート系ジグヘッド、ミノー、ダート系プラグ、メタルジグ・・と使うルアーに応じた釣り方をていねいに解説しています。なのでこれから始めてみよう!という方にも親切な内容になっていると思います。 特別企画では、小誌がイチオシするエギンガー(日本の伝統漁具である餌木でアオリイカを釣る人をそう呼びます)、湯川マサタカさんにご登場いただき、湯川さんがこの秋に使ってみたいエギについて、それぞれの特長を存分に語ってもらっています。 例を挙げればエギザイル、エギマル、アオリーQ、餌木邪、エギ王K、墨族、エギリー。イージーQキャスト・・・。どうです? 気になるでしょう!(エギングをやる人にはとっても気になるラインナップだと思います) 連載は、3カ月に1度の大型連載、イズミアウト。いまや泣く子も黙る勢いのシーバスアングラー泉 裕文さんの釣りスタイルを紹介する企画です。今回のテーマは「ロッド」。つまり釣竿ですね。松本賢治さんという釣りフォトグラファーの第一人者による写真もカッコいい! これからの海のルアー釣りを知りたい方、必見です。動く!ソルトウォーターにもご登場いただいてます! そして「次世代シーバスアングラーオーディション」のソルトウォーター賞を受賞した藤田知洋さんの連載「表現者たれ!!」が第二回目を迎えました。今回は、ご自身による文章で、テーマである「デイゲームのイナッコパターン」を解説してもらいます。※デイゲーム=日中の釣り、イナッコパターン=ボラの幼魚を食べているシーバス(スズキ)を釣る方法。 写真家・知来 要さんの写真が映える「釣り道具のある風景。」では、老舗釣具店であるいのまた釣具店の店主・猪股角太郎さんがご登場です! さらには話題を呼んでいる泉裕文さんの「痛快!ルアートレーダー」や堀田光哉さんの「ヒラメMONO月記」、新型エギの開発過程を惜しげもなく公開しちゃっているデュエルの開発・薗田隆次さんの「魂のエギビルド」等、マニアックかつ驚きの内容が詰まった読み物連載が超充実しているのです! 佐々木洋三さんの「縄文人はルアーマンだった!?」では、現在タイラバの今昔物語を執筆中。ほかでは読むことのできない深い内容にうなづくこと必至です。 より詳しくは地球丸のHPにて。 こんな盛りだくさんの11月号を、よろしくお願いします!! |