昨日、溝上幾久子さんの作品が展示されている「WATERMARK arts and BOOKs」展に行ってきました。国立のWATERMARK arts & craftsで11月5日まで開催しております(火曜日はお休み)。

溝上幾久子さんと言えば・・・

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こちら現在、発売中の渓流釣りの新刊『RIVER-WALK First Issue』の表紙を飾ってくれた「釣りクマ」の作者です。

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表紙の釣りクマは紙版画とのことですが、中ページにはドローイングされた可愛くもミステリアス?な釣りクマもいますので、ぜひご覧になってみてくださいね!

・・・と冒頭の宣伝はこのぐらいにしておいて。

中央線の国立駅で下車。南口から真っ直ぐメイン通りを進んで一ツ橋大学の横を通り、ああ・・学生はよいなー。学園祭まであと11日かー。青春の秋ってやつだなー。・・などと想いに耽りつつ10分ほど歩くと左手にありました。

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階段を上ると・・

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静かでとてもおしゃれな空間です。

中に入ると・・・

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あ・・・

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いた!

WATERMARK arts & crafts さんと溝上さんのご厚意で、置いてもらっているんです。

 

今回の展示は、その名の通り、本とアートとの融合・・とでも言いましょうか。5名のアーチストが自分の大切にしている本からのインスピレーションで作品を作るという試み。

溝上さんが選んだ本は『金井美恵子詩集』。

その中の「森のメリュジーヌ」という一篇。

「隣で寝ているはずの恋人が夜な夜なベッドを抜け出し、メリュジーヌ(蛇女)と化して森を徘徊する妄想にとらわれる男の独白ではじまる」という・・・。 

蛇女!!

なのに溝上さんの作品には足跡が描かれてました。

蛇なのに・・。

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このフシギ感覚こそ、溝上さんの真骨頂と言いますか・・。

引き込まれます。

金井美恵子詩集も読んでみたくなりました。

 

銅版画とドローイングでつくられた豆本が展示されています。

 

ほかの作家さんの作品もとても魅力的でした。

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こちら田中彰さんのコーヒー本を題材とした作品。

木をハンダゴテのようなもので炙ってそれを木版画のようにしてコーヒー豆の袋に刷っていて・・。これまで見たことのない雰囲気の作品にしばし見入ってしまいました。

 

で、、

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じゃーん!

販売もさせていただけることになりました。

もちろん、買わなくても中身を見ることのできる見本誌も用意しておりますので、ミステリアスな釣りクマをぜひ、探してみてください。

 

11月5日(土)までとなります。

国立は散歩するにも、とてもよいところでしたよ!□