今日は北寄りの冷たい風がピューピュー吹いている埼玉南部。

とても寒いです。

そんなさなか、川ミミズの卵胞を育てる私は、一週間に一度の水替えのために湧水場へと。

冬の湧水はほかほかです。

こんな感じに水を汲んでミミズたちの待つ事務所へ。

卵胞内に透けて見える姿が少しずつミミズらしくなってきているんですよね・・。そろそろ生まれるのではないかと。

そんなことを思いながら水替えです。

卵を集めて新鮮な湧き水に替え、また戻し。

ここで飼育下手な私の悪いクセが出てしまいました。

これは前日の写真ですが、こんな感じに、川で捕った時には見られなかった粘液のカスというか、ゴミのようなものが卵の周りに付いているものですから、これをスポイトで取り除いていたんです。

思ったよりもしつこくこびりついており、なかなかはがれない。

耳かきで耳垢をこそげ取るように、こしこし、こしこし・・とやっていると・・・

 

プチ。

 

・・いやな感触・・。

いや、そんなに強く突いたわけじゃないんです。そっと卵の表面をこすっていただけなのですが・・(汗)。

どうやら卵胞が割れてしまったようです・・。

子どもの頃も、カブトムシの幼虫を毎日のようにいじくり倒しては死なせてしまった経験を持つ私・・。こともあろうか、卵をプチッとつぶしてしまったみたいなのです・・。

そして次の瞬間・・目を疑いました。

 

み・・ミミズが!

慌てて撮影。

透明なミミズが出てくる・・生まれる・・!!

 

・・と、思いきや・・

シュッと引っ込み・・

少しずつ・・

卵胞のなかへ・・

入ってゆきました・・。

そして完全に卵胞の中へ・・。

 

戻っていってしもうた‥。

 

あ~~・・。

(※ツイッターに少し動画も上げてます)

 

記憶が薄れないうちに、確かなことを。

・そもそも卵胞を吸い取れる口径のスポイトで押さえていただけなので、そんなに強く押さえつけたりつぶしたりはしていない(ハズ)。

・プチンと弾けるような音(感触?)がした。

・その直後、少なくても1㎝ほどの細く透明なミミズが卵から伸びてきた(上の写真よりもさらに長く出てました)

・ほどなく卵胞の中へとゆっくり戻っていった。

 

すでにどの卵胞だったかもわからなくなってしまった・・。

それにしても、余計な刺激は与えないでおこう。

とにかく、余計なことはしないでおこう‥。〈若林〉□