今日は雨。だからでしょうか。少しだけ寒さが和らいだ気がします。 そんなわけで事務所作業ですが川歩きはなし。 代わりに飼育場のミミズを何度も眺めてます。 ブログを見ていただいている方から「若太郎ミミズとして売り出せばいいじゃん!」とアドバイスをいただきました。
〈日本初! ミミズテラリウム観賞用 若太郎ミミズ〉
・・ニーズの薄さは重々承知しております。 さて。 まずご報告を。昨晩から今日の昼の間にかけて、さらに2匹の川ミミズが誕生しておりました。 こんな感じです。 ちなみに昨晩の様子がこちら。 興味深いのは卵胞の位置も、まあまあ変化しているってことです。 ちなみに上写真の左にいるミミズは受け皿の裏に入り込んでおりました。 それだけ動きが活発ということでしょう。いやもうひとつ、孵ったミミズを入れてある「ミミズテラリウム」から抜け出したミミズがこちらの孵化皿にまで移動して裏面に潜りこんだという可能性もあります。「ミミズテラリウム」は極力がまんしてほじくらないようにしておりますので、真偽のほどはわかりません。 2匹孵ったうちの1匹だとしたら、現在テラリウムに入っているミミズは7匹。テラリウムから抜け出したミミズが1匹いたとしたら、現在テラリウムに入っているミミズは6匹となります。 いずれにしても孵ったミミズは想像を超えて活発に動きまわります。卵胞の中では意外にもおとなしくおさまっていたのに、外界に飛び出すと同時に動き始めるんですね。 うち1匹の動きを連続写真で見てみましょう。頭部に注目。縮めている頭部を・・ ぐにゅーっと。ここまで伸ばすことができます。この伸縮性の高さはツリミミズ科のそれのような気がしています。 さらに進むべき方向を探り・・ 次の一歩のために頭部を縮めます。この繰り返し。 ちなみに左上の卵胞は、おそらくはまだ未発達のものだと思うのですがどうでしょうか。 いくつかの卵胞に光を透過させてみました。 確かなことは何もいえないのですが、右上は抜け殻、そこから時計回りに未発達、孵化直前、抜け殻、抜け殻、孵化一歩手前・・といった具合? 未発達と抜け殻が似ているので、今は手出ししないでいます。 そして今、とても気になっているのがこちらです。 一番下がおそらく抜け殻。真ん中がこれまで孵化したミミズと同じ種類で孵化直前。そして気になっているのは一番上です。明らかにこれまで孵化した卵胞よりも細長い形状。この細長い卵胞の中のミミズがだいぶ孵化直前か?と言えるぐらい発達してきたのです。 ちなみに9日前の1月14日はこんな感じでした。まだまだ卵胞の空間に余裕があります。 だいぶ違うのがわかりますでしょうか? そして丸型に比べ、動きがとても活発です。 中でぐにゅぐにゅ動いてます(ツイッターに動画少しアップします)。 違う光りのあて方ではこんな感じ。中でグルグル巻きになってます。 サイドからの光だとこんな感じ。 そして透過させないとこんな感じ。身が詰まっている感じはわかるかと思います。 この細長タイプが孵化した時に、ミミズ観察が一歩進むはずです。 丸型とは果たしてナニが違うのか・・? おそらくもう数日のうちに答えが出るかと思います。〈若林〉□
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