「川時間を釣り歩く」というテーマで、渓流釣りをもって川の心地よい自然に浸る新雑誌『RIVER-WALK Vol.1』が、もうすぐ配本を開始します。

そこで今回は、ちょっとしたこの本のこだわりを、ふたつばかりご紹介させてください。

内容というよりも、「本」というモノ自体のこだわりでしょうか。

 

ちょっとしたこだわり①

それは表紙の手触りです。

一般的に流通する雑誌の場合、お店に並んだときに、汚れがつかないように、PP(ピーピー)というビニールのようなものを本の表紙と裏表紙には張りつけてカバーすることが多いのですが、RIVER-WALKでは、マットPPという、ツルツルではなくて艶消し感のあるカバーを貼りつけています。でも、それだとやっぱり、自分が思った理想の手触りよりも、ちょっとスベスベしすぎていたんですね。なので、下地の紙をもう少しザラついた感触のあるものにしてみました。

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いーじゃないのいーじゃないの。

やや滑りすぎな「つるすべ」から、理想の「ざらすべ」へ。

思わず頬ずりを・・とまでは、なかなかいなかいでしょうけど、なかなかよい感じ。

本の紙にまで癒されるなんて、贅沢ですよね~。

 

そしてもうひとつ。

 

ちょっとしたこだわり②

それは紙を綴じるときの糊(のり)です。

 

雑誌ってどうしてもバッと開いても真ん中が少し閉じたまま、というか・・。

例えば見開きで写真を使ったときなど、真ん中に大事な人の顔とか魚のボディとかがくると、ひどく残念なことになるケースが多いんです。本の「ノド」と呼ぶのですが、このノドの部分で写真が巻き込まれちゃうんですよね。

でも今回は、できるだけページの開きにこだわりました。

具体的には、紙を綴じるときの糊を強力なものにしてあります。

こうすることで少量でもしっかり接着されるため、グッと開いてもはずれない仕組み。

 

もちろん買ったばかりの状態では閉じ気味になってます。

でも思い切ってグッと押し広げてみてください。

一瞬「え、ここまで開くの・・?」と心配になるほどパタンと開いて・・・

 

こんな感じに。

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手で押さえなくても開いたまま!

つまり・・あれですよ・・

アンバーな光に身を浸したなら、片手で頬杖をつき、もう片方の手には琥珀の揺れるモルトグラス。そんな川時間に浸っちゃいますか?

・・・てな試みもできるのです。

 

発売は9月21日より。

買い方はこちらをご覧ください。