カワウを見ていると、まだ落ち鮎はいるみたい。でももう、釣り人は川を離れたようだ。

この冬は近所の川にハシビロガモがいる。
カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモ。それぞれ似ているけど少し違うのが面白い。

サギたちはアユを諦め、川の脇の溜まりでオイカワかカワムツを食べていた。ダイサギもコサギも脚を小刻みに震わせて川底や草だまりから追い出して食べているようだ。

モズもいた。が、今年はまだハヤニエを探せていない。本当にないのか、自分の目が慣れていないのか。
頭と腹を食われたドバトが一羽、川辺に転がっていた。
ハシボソガラスとは会えなかった。〈若林〉□
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