東京でも真夏日予報が出ていた昨日。

栃木にある父の実家まで車を走らせました。

家が取り壊しになってしまうのですが、物置の中から、昔使った古い釣り道具が出てきたとのこと。そのまま捨てることになる・・という話を聞いて、その前にひと目でも・・と見に行ってきたのです。

 

釣り道具は竹竿やヤス、魚籠(びく)など。

捨てる、というのにとてもきれいに整頓されていました。

手前は魚籠と竹や木でできた餌箱。その左は昭和28年に造られた箱メガネ。奥に並んでいるのが釣り竿の一部です。

めっちゃ重たいアユ竿?のような大竿もありましたが、大部分は虫に食われてしまっていました。子どもの頃に帰省した際に、父と兄と一緒に近くの川でヤマベやハヤを釣った竹竿も残ってました。これは使えそう・・。

片手で手繰るのにちょうどよい手網。

右の木箱は左右に穴が開いていて、水が通せるようになっています。おとり鮎を生かしておく鮎缶でしょうか。飯ごうのように見える左の缶は仕かけ箱。

開けるとこんな感じ。二段式になっていて、上部には釣りの仕掛けが入ってました。

その下は大きな空洞になっていて、釣った魚を入れておく缶として使うのでしょうか。おにぎり入れてみたいですね。

 

まだ使えそうで、気になった釣り道具たちは、結局持ち帰りました。

きれいに磨いて用途に合わせて使ってみたいと思います。

 

私の釣りのルーツは父によく釣れていってもらっていた多摩川・是政のクチボソ釣りですが、祖父も結構好きだったんだなぁ・・と、そんなことを思いました。

 

で、その帰り道。

近所の川へ。

干からびていたコイツに水を吸わせに・・。

 

ガサガサ・・と川底に埋まったテトラの下を探ってみると・・

 

いましたー! 季節モノのテナガエビ。

 

満足。

今度はサカナもすくってみたいな。〈若林〉□

 

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