天気はいまだぐずついてますが、梅雨っぽさから真夏の雷雨へと変わったような気のする埼玉のここ数日。

少し前にイワナを釣りに、2日間、雨中の川を歩いてきました。

初日は北関東の苔むした川へ。

その翌日は峡東の標高1700mへと。

こちらは北関東の川。

 

いずれも時折雨が落ちるなか、増水に気を配りながらの釣りでしたが、じめじめしていたからなのか、秋の訪れなのでしょうか、そこかしこにキノコがにょきにょきと生えていました。

木の枝ににょきにょき

倒木ににょきにょき

根本ににょきにょき

美味そうなやつや・・(食えるかは不明です)

ファンタジックなのや

いろんなキノコがにょきにょきと生えてました。

 

 

そんななか、目を引いたのが、こちら。

このもしゃもしゃ。サルオガセ、という地衣類の仲間だそうです。

拡大するとテヅルモヅルのような・・。

こちらは別の川で見かけた、シャクナゲの枝に垂れ下がっていたサルオガセ。

この感じ。アラスカのレインフォレストなんかでトウヒがまとっているお化けのようなモサモサと同じ仲間なんだそうです。

なんでも藻とキノコ(菌類)のあいのこのような生き物だそうで。

菌類由来のパートは水分を取り込む役割を、藻由来のパートは光合成でエネルギーを生み出す役割を、それぞれ担っているのだとのこと。

注目に値する生物ですね。

今回も新しい発見がたくさんあった川歩きでした。

満足満足。

 

イワナも少しはルアーやフライを追ってきたそうです(私は2日間、丸ボーズ・・)。〈若林〉□