肌寒いくらいだった次の日は夏に逆戻り。そしてまた秋風に。

季節の移り変わりを感じるこの頃です。

そんな折、禁漁期に入る直前の奥秩父へ行ってきました。

まだまだ渓のトンネルは緑色。でも吹き抜ける風はヒンヤリとしていて季節の変わり目を思わせます。

 

 

イワナとヤマメが少しずつ釣れました。

いつもどおりの少しずつ(笑)。

 

ほんのりと一筋の秋色。そしてゆらめく長い尻びれ。

もう半月もすると、ヤマメは淵尻で産卵行動を始めるでしょう。

 

大好きなカツラの甘い香りを嗅ぎながら、しっとりと湿ったブナの太い樹肌を眺める。今年は川沿いの木々と少し親しくなれた気がするなぁ・・なんて思いながら。

 

直前に通過した台風の影響もあるのか、川辺には木の実がパラパラと落ちてました。

ミズナラ。

ツガ・・かな?

何マツ・・だろう。

ハンノキの仲間。

 

十分に満足して退渓。

車道に出る最後のガレ場を一歩一歩上っていくと、ここにも。

 

きれいな紫色の実ですが、ネットで調べてみると、「クサギ」というシソの仲間だそう。葉っぱが臭いから「臭木」だそうです。ひどい名前ですね(笑)。

そしてプチトマトのようなこちら。みずみずしくて美味しそう。でもまだ少し早いか。

 

全体的にトゲトゲで、葉っぱの裏にもトゲがあります。

これもネットで調べてみると「ワルナスビ」。

悪い茄子・・ひどい名前です(笑)。

こんなに美味そうなのに・・。

有毒なんだそう。

 

あー食べなくてよかった・・(食べませんけども)。〈若林〉□

 

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