今日は雨。気温も下がり、肌寒い一日でした。

そんななか、川へ・・は行かず、電車を乗り継いで神保町まで行ってきました。

特に用事があったわけではなく、雑誌の企画をいろいろと考えながら電車で移動をしただけなのですが、ひとつ小さな目的はありました。

それはアニマという自然系の古本雑誌を買うためです。

お世話になっている神保町の編集者が先日、フェイスブックにアップしているのを見て(屋外セールで一冊100円と!)、何か面白いものはないかなと。

結局、雨でセールは引っ込んでおり、でもアニマ熱冷めやらず確実にあるであろう鳥海書房へ。

で、この2冊をゲット。1冊300円でした。

ちなみにビルの上のほうにある鳥海書房です。もう一軒のほうではパッと見は見当たりませんでした。

ひとつはカワガラスの水中写真が載っているやつ、もうひとつは桧枝岐の山椒魚漁の記事が載っているやつです。

ともに1980年代の本ですが、こうやっていまでもきれいなままお店に並んでいるのを見て、選んで、買うことができるって、いいですよね。

やっぱり好きです。古本。

満足しました。

帰り際、『RIVER-WALK』を入れていただいている書泉グランデ5Fを覗いてみることに。

アウトドアコーナーに、置いてあるはずなんだけど・・。売れたかな?・・と。

探してみたのですが、見当たらず。売れたのかも。よかった。

でも不安になり、レジの方にお聞きすると、仕入れ担当の方は本日不在のよう。ですが、こんなうれしいお言葉を!

「あ、でも先ほど女性の方が買いにきて、売り切れましたよ」

で、こっちこっちと連れていってもらった先に・・

手描きのおすすめメモが・・・。

しかも面陳(表紙が見える状態で陳列すること)・・。

そこには先ほど最後の一冊が売れたがゆえのスペースがありました。

なんというか・・うれしいです。

ありがとうございます!

とりあえずまた来ますと言い残し、お店を後に。

 

そうなんです。

『RIVER-WALK』は結構、紙と印刷にはこだわっているのです。

表紙は手触りにこだわっています。マットPPというビニール?を上からかぶせているのですが、その下にある紙はあえてちょっとザラッとしたものを使っています。ザラッとした紙の上にサラッとしたマットPPを被せることにより、なんとも心地よい手触りを目指しているんです(私の知る限りでは、野鳥の会の図鑑がこれに近い手触りですね。やっぱりこだわっているのでしょうか・・)。

お手持ちの方は、ぜひ改めて、さわさわしてみてください。

 

そして製本には、一般的なものよりも強い糊を使っています。そのため、ガバッと開いても壊れない。なのでガバッと開いてほしいです。

こんな感じにガバッと開けます。

これは大きな写真、特に見開きの写真をじっくりと見てもらいたいがゆえのこだわりです。手で抑えなくても開きっぱなしなぐらい、ガバッと開けます。

もちろん写真やイラストの仕上がりも自分で言うのもなんですが、満足しております。

 

改めて・・。

やっぱり私は紙の雑誌が大好きなんですね。

まあ、もっとも電子書籍も好きなのですが・・。

ごそごそっと本棚から取り出した自然系古本雑誌たち。

なかなかよい一日でした。〈若林〉□

 

☆RIVER-WALK First Issue、Vol.2発売中☆