今日は晴れ。爽やかな風が吹いています。

前回のブログから、あっという間に2週間が経ってしまいました。

その間に関東も梅雨入りしましたので、時折ザッとまとまった雨が降ります。

そのつど潟の水位は上がり、みちみちになり、2日ほどすると平水に戻ります。

その様子を横目に事務所で作業を続ける日々でした。

田んぼにはトウキョウダルマガエルや・・

カルガモの親子など。

季節はずんずん進んでいます。

増水後の水位低下で取り残された小魚たち。

こうなってしまうともうどうしようもないわけですが・・。

昨日、ふと見ると潟尻にコイが横たわっていましたので・・。

はじめて潟に降り立ってみました。

冷たい。気持ちいい。泥の出どころが田んぼだと理解してるから汚れても不快ではない。でもやはり泥の層は薄く、三面護岸の現実を足裏に感じます。少し上流に上り行き場を失ったコイを誘導します。

蚊がすごい・・。

ぶっとい根が潟の泥マットをキープしていますね。

完全にスタックしたコイ。

でかい・・。

泥水をぶっかけられながら深みへと誘導。

ここまでくれば安心。

外界へのトンネル。

始終を見ていた近所のおじさんに「ありがとうな。助けてやりたいんだけど、もうワシは足腰が弱くてな・・」なんて感謝されながら泥だらけのまま潟を脱出。

朝からめっちゃ汚れてしまったので、そのまま少し釣りへいくと、スズキがかかったのだけれども、糸が切れてしまい、ルアーを口につけたままサヨナラすることに・・。

せっかくコイを助けて少しいい気持ちになっていたのにスズキの口にルアーをひっかけたままにしてしまい罪悪感で朝の気分が台無しに。

泥だらけで川を上がると、さっきのおじさんとバッタリ・・。軽く会釈して逃げるように背を向ける。

「逃がしたコイさっそく釣るんかい・・」という痛い視線を受けながら泥だらけで事務所へと戻ったのでした。

雨の翌日は動物の気配を感じられるのがいいですね。〈若林〉□

 

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