今日は晴れ。穏やかな一日でした。

ひさびさに事務所近所の川へと歩いていくと・・。

川の土手向こうの藪地が伐採されておりました。

木がごっそりと。

なにもなくなり、見晴らしがよくなりました。

そこには私が気に入っている一本のセンダンの木がありました。

カラスやヒヨドリ、ムクドリ、オオタカ、スズメ、キジバト、そのほか様々な鳥たちが留まる木でした。大きなケヤキときれいな実をつけるセンダン。

春にはなかなかきれいな花を咲かせます(5月)。

コサギを襲うオオタカにちょっかいを出してはセンダンの木へと向かったカラスたち(10月)。

冬になると熟した実を目当てに鳥が集まり、落ちた実はタヌキの大好物であるようで、溜めフンには決まってセンダンのタネが混じってました(12月)。

タヌキの溜めフン場に落ちていたセンダンの実(1月)。

実が落ちた姿(3月)。

伐採されて更地になった地面に、まだ青いセンダンの実がたくさん散らばってました。

この実もタヌキや鳥たちは食べにくるのだろうか。

柳の木が水場からにょきにょき生えていた湿地もご覧の通り。

今年の冬は若いオオタカが昼寝していた湿地。

藪地や湿地にはタヌキやイタチ、アカネズミやアライグマが棲んでいて、川と行き来して暮らしているようでした。藪地には私が「イバラドーム」と呼んでいるイバラで出来たドーム状の空間が点在し、小空間のイバラドームは、さまざまな鳥や獣たちの居場所となっています。タヌキはトイレに。アカネズミは食堂に。鳥だとアオジ、ツグミ、ヒクイナ、クイナが休憩場所と食事場を兼ねていました。そしてキジにモズにタシギしゃん‥。

どのように変わっていくのでしょうか。〈若林〉□

 

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