先日、ツイッターにて「山と渓谷社いきもの部」というアカウントが、『わいるどらいふっ!2』(一日一種さん著)の発刊を記念して「生きもの屋あるある大喜利」を催しました。 『わいるどらいふっ!』とは、身近な生きものの観察風景を、面白くしかもためになる知識も織り交ぜ描いた人気漫画なのです。その第2巻の発売に合わせ、その中にあるいくつかのコマ画をお題目として、自然観察のあるあるが募集されたのですが・・ 私(若林)もエントリーしたところ・・ なんと・・ 優勝!!! 人生における優勝体験の著しく少ない私にとって、ひとつの勲章をいただいた心地です。 ちなみに栄えある優勝作品はこちら↓ あるある~!! ……いや、ピンとこない人がいてもスルーしてください。いまここで面白いとか面白くないとかは一切受け付けません。なにせ優勝!ですからね。 いわゆるシラサギと呼ばれているやつにはダイサギ、チュウサギ、チュウダイサギらがいまして、ダイサギとチュウサギは別種、ダイサギとチュウダイサギは亜種という間柄だそうですが、今まで私はぼんやりダイサギかなーチュウサギかなーチュウダイサギかなーと、その場の雰囲気で判断してしまっておりました。で、ブログにも思いつきのままに書いてご指摘をいただくことも‥。 そんな経験から生まれた大喜利作品というわけでございます。 ところで。つい最近、鳥に詳しい方とメールのやりとりをしてまして、チュウサギは関東では越冬するのは稀ではないかとの知識をいただき、では良く観ているのはなんだろう?・・と、この際、勉強してみようと思いました。 見分ける方法をここで説明するととても長くなってしまいますので、図鑑やネット等を見ていただきたいのですが、私が近所の川で観察していた大き目のシラサギはチュウダイサギだろうという結論に現時点では達しました。 これはコサギ。コサギだけ足先が黄色いのですぐわかります。 結構大型ですが、これもコサギ。 チュウダイサギ。簡単に見分け方を言いますと、口の後端が目玉の後端よりもさらに後ろ側まで切れ込んでいるのがダイサギもしくはチュウダイサギで、脚が全体的にまっくろいのがチュウダイサギとのこと。 チュウダイサギ。 チュウダイサギ。 チュウダイサギ。 チュウダイサギ。 弱冠チュウサギっぽくも見えるけど‥。 チュウダイサギ。 チュウダイサギ。 ちなみにこちらはアオサギ。 そしてこちらは威嚇中のコサギ。冬に嘴が黒いのもコサギを見分ける特徴のようです。 とまあこんな感じで、おそらくほとんどがチュウダイサギだったのかもしれません。 ・・が、明らかに同じチュウダイサギに見えても大きさが異なるものがいますので、そこらへんは単なる個体差なのか、見過っているのか、もう少しちゃんと観察してみたいと思います。ちなみにダイサギ>チュウダイサギとのこと。 それにしても『わいるどらいふっ!』は面白い。 個人的には「身近な水辺に生えるたけのこ図鑑」(「2」に掲載)がツボでした。 そして副賞として、こんな素敵な缶バッチまで! ヤマメを乗りこなすナガレタゴガエル、最高です‥。□〈若林〉
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