今日は暖かな小春日和でしたが、日が陰ると途端に寒くなりますね。

『シーバスライフ冬号』の校了を終えることができました。

今回も充実の読み物が満載、カッコいい写真満載の一冊に仕上がりました。発売は12月15日です。お楽しみいただけると幸いです。

そしてひさびさ、少しだけ川の水の中を探りに行ってきました。

しばらく水に触れていないうちに、だいぶ水温も下がっているだろうと‥。

こんな感じの分流。ここは初夏まで砂利底の良い流れだったのですが、自転車が投棄されたことがきっかけで流れが緩み、それがきっかけなのかはわかりませんが、オオカナダモが繁茂してそこに泥が溜まり、流れがよどんでしまいました。

そのため流れは分流を通らず、本流側に向かうことに。上写真の右手が本流(手前から奥に向かって流れています)、左が分流。中洲と中洲の間のバイパスだけ、砂利底が浸透した水で洗われ良い感じになっています。

1カ月ぐらい前にも掘ってみたのですが、その時は見当たらず・・。もしかすると寒くなるにつれて水の中からは出てしまうのか? なんて少しだけ心配しつつ、いやそんなことはないだろうと思いながら、およそ一カ月ぶりぐらいでしょうか。

・・あ、川ミミズの話です。

水温、下がってますね。13.5℃といったところ。

すぐにシジミはたくさん出てきました。

そして・・。

ぐねっと出てきました! 「マッチョ虹色水生ミミズ」。

上写真は出てきたところではなくて、逃がした後に逃げていくシーン。

さらに2匹、合計3匹の川ミミズを観察することができました。

12月でも川に出るのか‥。いや、もしかしたら寒くなればなるほど、川のほうが棲みやすいのかもしれないぞ‥。なんてことを思うと、まだまだ観察はやめられそうにありません。

ちなみに同じ川の湧水場では19℃でしたからね。寒くなるにつれて川の水との水温差が出てくるでしょうから、その差にも注目して観察を続けたいと思います。

思えば私が川ミミズを最初に見つけたのは今年の5月14日のことでした。ニゴイの卵を探していて偶然に見つけた川ミミズ。その時の様子は過去ブログ【ニゴイからのシジミからのミミズ】をご参照ください。

5月からの半年ちょっと、だいぶ川のミミズのことを知ることができました。そして川の見方について川ミミズにたくさん教えてもらった気がします。

まずはとりあえず丸一年、通しての観察をしたいと考えています。

最後に本日のコサギ。

また同じ場所で鼻上げディスプレイを行っておりました。

この2羽の関係性はいかに?〈若林〉□

 

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