今日は曇天。なかなか寒い一日です。 本日も事務所仕事。なんだかそろそろ取材にでも行きたいな‥。 さて。 とはいえ、川は近くにあります。何を隠しましょう今の事務所は動産屋さんに「一番川に近くて一番安いとこ」という条件で出してもらった部屋ですから‥。そして決めるまでに20秒。結果、まずまず気に入っております‥。 さて。 本日は仕事前に近くの川を歩きました。 最近、少し気になっているヒドリガモの食事を見に。 やってるやってる。 水辺のタケノコです(『わいるどらいふっ』にそう紹介されてました)。 果たして彼らは何を食べているのか? わかっているのは首をつっこんでいるのが繁茂するオオカナダモであること。 でも少なくてもオオカナダモの葉や茎を食べているわけではないと思うんですよね。だとしたらもっと激しく引きちぎる様子が観察できるでしょうから。 それよりもオオカナダモについている懸濁物だったり小さな甲殻類や貝類ではないかと予測しています。モノアラガイやトビムシのような‥。もしくは流れて葉に引っかかったユスリカとか‥。 オオバンも似たようなものを食べているみたいです。 ヒドリガモよりもうちょい潜れるんですね。完全に没してしまうぐらい。 あとはカイツブリ。これもたいてい、ヒドリガモやオオバンと一緒にいます。 こいつは主に動物食ですから、やはり貝あたりかなー。以前、アメリカザリガニが水中に作った巣穴に首を突っ込んで引きずり出して食べている姿を見たことがありますが、ここで食べているのはもっと小さい何か。おそらくヒドリガモやバンと同じものじゃないでしょうか。 川原ではカワラバトが何かの種子でしょうか? ついばんでます。 ・・あ! キジバトとのあいのこ!‥ではないでしょうか。 スズメたちは私の大嫌いなアレチウリの何かを食べてます。実になるのかな‥。 田んぼの脇を流れる大河。 そうこうしながらよく観察しているオニグルミの木にやってきました。 すっかり葉が落ちてます。 アカネズミが食べたクルミでも落ちてやしないかと‥。 動物たちが何を食べているのか?を知ることは、とても面白いことです。 食べる・食べられるの関係性は、両者を知るうえでとても大きな手がかりになります。そして観察するうえでの興味の幅も広がっていきます。クルミを食べているアカネズミはイタチに食べられ、イタチは…なにかに食べられているのだろうか?‥なんて考えながら広がっていくのが面白いんですよね。 残念ながらクルミは見つけられませんでした。その代わりに‥。 サル! クルミの葉柄?が落ちた痕です。 そして‥ ウサギも! そして・・ むむっ‥ エンマコオロギ‥。モズのハヤニエです。 結構太い枝に力ずくでぶっ刺されています。 こっちにも‥。刺す枝が太い‥。 イナゴです。つい2週間ぐらい前までは、このクルミの木の下で交尾しているイナゴがたくさん観察できましたが‥。 そしてもうひとつイナゴ。複眼の視線が虚空をさまよっているようです。 結構、これまでもハヤニエは探していたのですが、オニグルミの木はノーマークでした。ほかのクルミも探してみよう‥。 地面にはアザミ類のロゼット。 寒い冬を耐え忍ぶ姿なのだとか‥。 そして川に目を向けますと‥。 おおっ!! ハシボソガラスが川原に出ている。 まず間違いなくメインは黒川虫(ヒゲナガカワトビケラの幼虫)でしょう。 しばらく見てませんでしたが、おそらく他に食べ物の乏しい寒い季節になると、この虫に頼るウエイトが増すのではないでしょうか。 あとは若いカラスが最初に覚える動物食のような気もしています。 そして私は見てるんです。 川ミミズを食べている姿も‥。 そう。ハシボソガラスと川ミミズは食う・食われるの関係で結びついているのです。〈若林〉□
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