今日は暖かくなりそうな一日。うんせうんせと事務所作業なので川へは行けませんが‥。

そんな時にもミミ活ならできます。

ミミズの卵胞から孵化させるプロジェクト、ミミ活です。

日曜日はお休みをいただきましたので、もし土曜の夜に孵化してしまったら2日間、食べ物がなしの生活になってしまうことから小さなケヤキの葉っぱを一枚、入れておきました。

今朝確認をしたら、なんと4匹の川ミミズが誕生しておりました。この1匹以外は右上の葉っぱにすでに撮りついておりました。いずれも丸型卵胞のミミズ。細長卵胞も出てきそうだったんだけどなー。なかなか出てこないなー・・なんて思っておりましたれば・・。

なんと!!・・今まさに、このタイミングで細長卵胞のミミズが顔を出したではありませんか!!

どういうタイミングなのでしょう・・。

観察のために光を透過させますので、それが刺激となったのかもしれません。

いずれにせよ、自然のままにミミズが卵胞から出てくるところを観察できたのは初めてのことです。

それがこともあろうに細長卵胞だとは・・。

卵胞の端の尖ったところが横に倒れておりますが、ここが裂け目となって蓋がパカッと開くようなあんばいになってます。

ちょっと見づらいのですが、卵胞の左にアンテナのようなものが立っているのがわかるかと思います。

そこに向かって内部のミミズが進みます。

アンテナの基部がパカッと割れて・・

ミミズが顔を出しました。

にゅーっと伸びてくる。

隣の卵胞まで到達しました。

実はここに来るまでに、30分ほどの間に2回ぐらい、顔を出したのですが、いずれも元の卵胞に戻ってしまいました。そして観察して3回目ではじめて隣の卵胞に接触し、とっかかりを見つけたかのように伸びていったのです。

卵胞の中身のほうが少なくなっているのがわかるかと思います。

隣の卵胞の表面にとりついたミミズは、その卵胞を振り回しながら自分の卵胞から出ていこうとします。

さらにぐいぐいと進み・・

隣の卵胞を引き寄せ・・るところまで行ったのですが、ここからもう少しまでしか進めず、しばらくそのままの状態が続きました。まったく動かず10分ほど。心配になって19℃設定のケースに戻しました。観察中はヒーターのあるケースから取り出していますので、水が冷えて動きが悪くなってしまったのかと思ったんです。

元のケースに戻す際の刺激により、またしてもミミズは元の卵胞の中に納まってしまいました。

どうやら中のミミズは孵化できる状態にありながらも卵胞から抜け出るのにちょっと難儀しているかのようでした。もしかすると通常は土や葉が周囲にありますから、それをとっかかりとして、もう少し孵化しやすいのかもしれません。

いまや完全に元のさやへと納まってしまいました・・。

本当は一日中、観察を続けたかったのですが、そうともいかず・・。

 

明日あたりは誕生しているかもしれません。〈若林〉□

 

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