ダイワ(グローブライド)のウェブサイトで連載をしている『リバーウォーク・ストーリー〜川と釣りと…』の最新話がアップされました! 今回のタイトルは『川と釣りと転がる石と』。その前編となります。 すぐ読みたい方はこちらをどうぞ! 長野県の千曲川で今も続くウグイ(ハヤ)の伝統漁法「つけば漁」を紹介しながら支流の釣りも少し楽しみました。 「つけば漁」とは、ウグイの産卵床を人工的に作り上げることでそこでの産卵を促し、集まってきた親魚を捕らえる漁のこと。「つけば」とは「種付け場」からきているんですね。 「あげかわ」と呼ばれる「つけば」。 「つけば」の内部にはウグイが産卵しやすい環境が整えられます。 漁獲されたウグイ。産卵期のため鮮やかな婚姻色が出ています。 産卵修正を利用した漁といえば、この連載でも過去にご紹介した新潟県大川で行われているサケの「コド漁」が思い出されます。つけば漁もコド漁も、魚の習性を知り、魚が利用する環境を作り出すことで呼び寄せ、捕らえるという点で共通しています。漁師さんの「伝統漁を残したい」という思いにも共通するものがあるように感じました。 (コド漁についてはこちらをご覧ください) 漁や「つけば料理」については後編となりますが、今回の前編からお楽しみいただけると幸いです。 こちらからご覧ください。 バックナンバーはこちらです。 |