今日は4年ぶりぐらいに胃カメラを鼻から飲んできました。

採血したりレントゲン撮ったりピロリ菌の呼気検査をしたり。

検査帰りに食べたダブルチーズバーガーの美味かったことよ…。

さて。

暑さの厳しい昼下がりとなってしまいましたが、少しだけ川っぷちの段丘崖にある通称「カブトムシの墓場」へ。

カラスやタヌキに食べられたカブトムシの死骸が多数転がっている場所です。「埋葬蟻」と呼んでいるトビイロシワアリの埋葬を見に行ってきました。

道すがら、今年初めて近くで見たアオスジアゲハ。

タヌキの気配も感じつつ・・

だいぶ埋められたのか、掘り起こされたのか・・。

しっかりと定点観測していなかったので、なんとも言えず。

タマムシのかけらもありました。

 

本日のハイライトはこちら。

オスカブトの墓標です。埋葬蟻が造った塚に、突き刺さるようにして立ち上がっていました。注目すべきは羽の先にハエトリグモらしき小さいクモがいたことです。

一城の主のよう。

もっとマクロで撮りたかったのですが、スマホだとこれが限界。羽の先のハエトリグモは、なぜにここにいたのでしょうか。

カブトムシを埋葬しにやってくるアリを食べたりしているのでしょうか。それともねぐらにしていたのかな? 次に行ったときにもいたら、ちょっと楽しいな。

こちら、ご邸宅の内部。

カラスやタヌキに食べられたカブトムシは居住空間として優れていそうな気配がムンムンで、実際ダンゴムシが中にうずくまっていたこともあります(死骸を食べにきてそのまま丸まって休んでいたのかもしれません)。

今後はもう少しじっくりと観察して、居住空間としての可能性を探ってみたいと思います。

他にもこんな感じのも。

横から見たところ。

しゃがんで地面を観察していたら、どさっと近くに何かが落ちました。

 

命を繋ごうとするアブラゼミ。

彼らがたくさん埋葬される季節も、もうそこまで。〈若林〉□

 

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