昨日は久々に雷雨の通り過ぎた埼玉南部。都内にいたため観察はできませんでしたが、今朝はその名残を見ることができました。

肥沃なる?アリにとっての氾濫原。

灼熱が雨後に涼んだためなのか、通称「カブトムシの墓場」では、埋葬蟻ことトビイロシワアリによる埋葬が一段階進んだ気がします。

おそらくメス。

これもメス。足だけが天を突きます。

ありたちも暑さにやられていたのでしょう。姿は見えませんでしたが、これまでにない埋められっぷりでした。もしかするとこれまでは暑すぎて、アリたちも仕事を放棄していたのかもしれませんね。

これもメスですね。

なぜかオスの頭は埋められておらず・・。

9匹の死骸が落ちていた場所でも、わずかながらに埋葬が始まっておりました。

日陰で弱っていたタマムシ。随分とグリーン味が強いなと感じましたが、どうやらこれが通常の生きている時の色のよう。生きているタマムシなんて十数年ぶりでしたから、この美しさを忘れておりました。〈若林〉□

 

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