涼しい日が続いています。長寿台風もふらふらと接近中で、少々仕事にも影響が出そうです。 さて。 ちょっと思い立って、久々に毛ばりを巻いてます。 逆さ毛ばりです。
毛ばりを使うマス釣りといえば、西洋からきたフライフィッシングと日本古来のテンカラになりますが、逆さ毛ばりは日本古来のテンカラが発祥。 針に巻いている鳥の毛の先が上を向いた毛ばりです。 ちょうど強風にあおられ、さしていた傘が逆に反ってしまったような感じ。 この逆を向いた毛は、ちょんちょんと毛ばりに動きを加えることで、水の抵抗を受け、閉じたり開いたりしてイワナやヤマメを誘います。 ナチュラルドリフト(自然に流すこと)が基本である西洋のフライフィッシングに対し、日本古来からのテンカラは、積極的に毛ばりを動かして誘うことも重要視しているんですね。
で、デスクワークの合間に・・ まずは赤い糸を巻いて・・ こんな感じに完成。 正直、あまりきれいじゃありません・・。 でもボディのグリーンがよい感じにコガネムシや青虫をマスたちにイメージさせてくれると信じています。ちょっとだけ光っているのがこだわりです。 ちなみに毛は雌雉の胸毛を使用。 頭はなんとなくの赤メイン。なぜか緑には赤、という刷りこみがされていて、なんなんだろうと思ってたのですが、どうやらエリックカールの『はらぺこあおむし』が影響を与えているよう。 釣れるかな。 釣りたいな。 ああ、釣りに行きたいな。〈若林〉□
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