ソルトウォーター2月号と同日、いま流行りのロックフィッシュの釣りをまとめた一冊『ロックフィッシュマガジンVol.3』が、12月21日に発売となりました。

ロックフィッシュ=ROCK FISH=岩の魚=イワナ……ではありません!

日本語では根魚と呼ばれているアイナメやソイ、ハタの仲間のことです。

この一冊のテーマは「まるごと1冊 ハタ特集!」

最近、とても流行っているんです。ハタの釣りが。

で、今回、前号のVol.2に引き続き、表紙の写真を担当させていただきました!

いかつい顏ですね。鋭い歯に注目です。

これはオオモンハタという魚で、魚食魚、つまり魚を食べるフィッシュイーターなのです。このように鋭い歯が並んだ大きな口で、イワシなどの小魚を食べるんですね。

ちなみに前号の表紙はこちら

こちらはキジハタという魚です。これもまた美しい。

Vol.1はクロソイという魚でしたが、これも私が取材をしたときの魚が表紙なんですよね(自慢です。撮影は奥井隆史さん)。で、Vol.1~3で表紙になったすべての魚を釣っているのは、佐藤文紀さん。この釣りの第一人者です。プロズワンというロックフィッシュ用釣具をつくるメーカーの代表を務めています。

先ほど、ロックフィッシュはイワナ・・ではない!などと申しましたが、私と佐藤さんの間では、ロックフィッシュはほぼほぼイワナ、ということになってます。

その魚の美しさは同じ、という意味において。

なので佐藤さんの取材で私が撮影するときは、できるだけ渓流でイワナやヤマメを撮影するときのような視点をもって撮影しています。その魚の魅力をできるだけ引き出そうという視点。何と言いますか、その試みが認められての2号連続での表紙写真というのが、とてもうれしいです。

ちなみに、佐藤さんも渓流魚が大好きです。そしてサクラマス釣りの達人でもあります。グッとくる魚の写真もご自身でたくさん撮られていますので、ぜひ佐藤さんのブログもご参照ください!

今回の一冊には佐藤さんのDVDも付いているとのこと。

オオモンハタのほかにもアカハタ、キジハタ、アオハタ、マハタ、ヤミハタ、スジアラなどなど・・たくさんのハタの釣り方がまとめられていますよ~。