いよいよ今週末から来週の頭(1月20~22日)にかけて発売となる渓流釣りの本『RIVER-WALK Vol.2』。

その内容について、少しずつ当ページでも紹介をさせていただきます。

題して「RIVER-WALK Vol.2はこんな本」。

まずはこちらから!

 

①特集は水辺写真家・知来 要さん

今号では鮭鱒をはじめ淡水魚の水中写真撮影の第一人者である水辺写真家の知来 要(ちらい・よう)さんを特集しています。特集のサブタイトルは「見たいのは、川とサカナと見えない物質」。

釣り雑誌やアウトドア用品のカタログ等でその写真を見たことがある人も多いかと思いますが、実に美しく、しかもハッとする独創的なアングルの写真を次々と発表されている知来さん。

そんな知来さんの主に近年撮影された選りすぐりの写真が、オールカラーの一冊を美しく飾ってくれています。

鮭鱒が大好きな釣り人の皆さんはもちろんのこと、森の中を流れる川の下にはこんな世界が広がっているんだ!・・・と、老若男女を問わず多くの方々にぜひ見てほしい内容となっております。

知来さんの代表的なアングルは、水中から森を見上げた構図です。

この一枚を目にするだけで、魚たちは陸上に棲む我々と同じ世界を生きている森の一員なんだ、ということが体感できるはずです。魚たちはこんなにも鮮やかな世界に棲んでいる生き物なんだと。

知来さんは、フライフィッシャーでもありまして。

結構失礼なタイトルのようでもありますが・・

スローにせわしなく(?)川歩きの一日を楽しむ知来さんの撮影釣行に同行したレポートも載っています。なるほどこんな楽しみ方も・・釣りだよな。と、きっとうなづけるはず(私などは「これこそが釣りだ!」と言ってしまえるほど、ご一緒させていただき楽しかったです)。

さらにはイトウ産卵の観察行や、近年の作風のひとつである〝魚だけを写した写真〟通称「白バック」についても、紹介しております。

 

そして12ページにわたるロングインタビューも掲載。

なぜこのような写真を撮るようになったのか? 本当に撮りたいものは何なのか? 魚の写真が上手くなるコツ、撮影の苦労話、渓流魚の魅力、などなど・・。自然を、魚を見つづけるひとりの写真家を構成する要素がいくつもあるとして、それを分解していくような文字列に、いろいろな思いを抱くことでしょう。

自然の見方、魚の見方をひとつずつ増やすことは、川歩きを豊かなものにしていくこと。

それは釣りでも、撮影でも、竿もカメラも持たない川歩きでも。

〈若林〉□

 

【販売について】

RIVER-WALK Vol.2の発売は2018年1月20~22日です(19日都内発送)。

書店に事前にご注文をいただくことで、発売と同時にご購入いただくことができます。

詳しくはこちらをご参照ください。