早いもので2018年も、今日の一日のみとなりました。 今年も一年間、ありがとうございました。 昨年と同様に、釣りをはじめ、自然や生き物に関する雑誌や書物を編集・出版するお仕事を一年間続けることができました。 編集のお手伝いをさせていただいております海のルアー釣り専門誌『月刊SALTWATER』では、8月号より「釣れるルアーフィッシングは面白い!!」というテーマでリニューアルをさせていただきました。「ルアー」という、本来は魚が口にするものではない「疑似餌」で釣る面白さを、より多くの方々にお伝えしたいという気持ちから、だとすればやはり「釣れること」が大切だろうと、考えて舵をきったリニューアルとなりました。 また、今年は新たに日本自然保護協会の会報『自然保護』の編集にも携わらせていただきました。これまでの「おさかな一筋」からは外れた分野でのお仕事で、毎回勉強をさせていただきながらの編集作業でしたが、多くの方々にご協力とご助力をいただき、たどたどしくも進めることができました。 そして、自社の出版物として、渓流釣りの本『RIVER-WALK Vol.3』を新年の1月末に刊行する運びとなりました(現在、追い込み編集中です)。当初は今年の9月末の発行を目指しており、ご執筆等のご協力をいただいた皆さまを急かしてしまいながら、私自身の進行管理の甘さから4カ月も遅れてしまいました。申し訳ございません。ですが、今回もとても大切なストーリーを集めることができました。最近になって『RIVER-WALK』は渓流釣りや自然に対して抱く「好きだから大切にしたい」という気持ちを集めて編んでいるのかな・・と、いまさらながら気づいた次第です。 ほかにもスポットでの釣り雑誌やウェブマガジンのお仕事などをやらせていただきました。 ご指導・ご協力をいただいた皆様、そして読者の皆様に、改めて一年間のお礼を申し上げます。 当HPのブログでは、事務所近くの川歩きの際の鳥観察記を「トリ部」と題し、たびたびご報告させていただきました。冬になるとやってくるカモや猛禽、川を支配しているかのように見える白と黒のサギとカラス、そのほか多くの小鳥たちを楽しく観察することができました。今年はイタチやスッポンにも会うことができました。 年をまたげば新春です。コイ、マルタウグイ、ボラ、スズキ、ナマズと溯上が続き、川辺には鮭の花やクレソンなど小さな花が咲きはじめることでしょう。海や山や渓流のダイナミックな自然とともに、人の生活の近くにある身近でささやかな自然にも目を向けて、興味深い発見をしていけたらと思います。
新年もよろしくお願い申し上げます。 RIVER-WALK代表 若林 輝
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