この冬は朝のウォーキングがてら、近所の川をよく歩きました。

あまり変わり映えはしないメンバーの中に、なじみの鳥を見つけたりして。

でも一番のなじみだったゴイサギの幼鳥は、ある日、川に倒れ、羽をむしられておりました。ほとんど毎朝、同じ場所ばかりにいたしハシボソガラスたちにちょっかい出されたりもしていたから、もともと具合が悪かったのかもしれません。

さて。そんな川にも春が来ました。まとまった降雨の前日の昨日、今年初めてとなるコイのハタキを見ることができました。

今年は結構、毎日のように見ていたから、ハシリを見ることができたのでは?なんて思っています。5匹ほどのコイが水面に飛沫をあげていました。

川辺の桜の木では、ハシボソガラスの夫婦が営巣を始めています。

そして昨日は逆ワンドの溜まりで、ヒキガエルたちが集まり産卵していました。なんとなく3月に入ってからかなーと思っていたので、少し驚きました。小型が多かった印象です。みな、鶏舎のニワトリのようなコッコッ…と小さな声で鳴き交わしていました。ヒキガエルは鳴き声がいいんですよね。詳しい方に聞いた話では、ヒキガエルは鳴嚢(めいのう)と呼ばれる拡声装置である鳴き袋を持たず、そのため鳴き声も小さいのだとか。産卵場所と産卵のタイミングをぎゅっと集中させることで、遠くからメスを呼ぶ必要がないため、声も小さいのだとか。

そうそう、そのまた前日には、ちょっと面白い光景を見ました。30〜40㎝ほどのボラの大群が川を上ってきており、黒い帯のように川を覆っていまして、その数は少なくても500匹以上はいたと思います(250匹までは数えました)。で、その群れを双眼鏡で観察しながら、歩いて群れの先頭を辿ってみたところ・・なんとログ・サーモンことマルタが先頭を泳いで、巨大なボラの群れを率いていたのです!

マルタがこの辺りに遡上してくるのは3月2周目ぐらいなので、だいぶ早めなのですが、冬にも上流域に残っているマルタがいることも昨年は確認していますので、さほどの驚きはありません。でも、巨大なボラの群れを率いるマルタは、なかなかのシーンでした。こんなことがあるから、生きもの観察は面白いですね。

今日はまとまった雨が降りました。明朝は北風が強まりそうな予感。そして増水と濁りが落ち着く明後日ぐらいには、マルタが数匹上がってくるんじゃないかな?と予想しています。

いずれにせよ、ずっと乾きっぱなしだった川に待望の雨。土手のカラシナも一気に伸びてくることでしょう。

そういえば、今日はハシビロガモが見当たりませんでした。カモたちも少しずつ場所を移動している気がします。そしてオオバンとヒドリガモは日増しに食いっぷりが増しています。

花粉も一昨日ぐらいから本格化。東京では昨日、2年ぶりの春一番が吹きました。□〈若林〉

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