本日、印刷をお願いしております藤原印刷様より渓流釣りの本『RIVER-WALK Vol.3』の刷り見本が届きました!

まだ製本の手前の段階で、これから一冊に綴じられ表紙にはRWこだわりのコーティングがされていったりするのですが、その一歩手前の段階です。

後藤範行さんの表紙画もきれいに印刷されています。物語の世界へ吸い込まれていくような・・。

裏表紙には、川で出会った「緑」をテーマに写真を並べてみました。渓流って空気が緑色なんです。もし、空気の色を感じたければ、渓流を歩いてみることをおすすめします。

中身にはまだ多くを触れませんが、今月末の発売に向けて、少しずつ紹介をしていけたらと思っております。

それにして紙に載ったインクの愛おしさよ・・。

鼻を近づければ、当然紙とインクの匂いがします。

見る角度、当てる光によって、見え方の印象もがらりと変わります。できあがったらぜひ、外で、できたら川沿いでパラパラとめくってみたいなーと思っております。

成瀬洋平さんによるイラスト。今回も本を紹介しています。

紙によって風合いが完成された感もあるイラストエッセイ。

ページを開いて、これは・・!というビジュアルもたくさん。

ルアー、フライ、テンカラ・・・。釣りの楽しさは釣法を問いません。

生命の神秘を感じます・・。

 

これまでひたすらパソコン画面を通してアレコレと作っていたものが、モノとして手に収まる瞬間の喜び。

一度刷られてしまったらもう後戻りはできないモノとしての独立性。時が経てば古びるエイジングの愛おしさ。

今回も一冊のテーマは「川時間」です。

実は私自身、このテーマには上手く説明のつかないまま、3冊目となりました。

説明のつかないものが果たして人に届くのか?

でも願ってはいます。

渓流釣りをする人はもちろん、釣りをまったくしない人にも。何かを共感していただける方の手に、一冊でも多く届きますように。

 

☆RIVER-WALK First Issue、Vol.2発売中☆-