今日は雨のち曇りのち雨。

事務所の窓からお花見ができます。

出勤時はかろうじて雨をまぬがれましたが、本日の帰路はカッパを着込んでの45分自転車走です。頼むぞ、RAINY‥(←自転車の名前です)。

新事務所は川から徒歩1分という好立地。この川は、ついこの間までお世話になっていた旧事務所の近くの川と枝分かれする、いわば支流なんです(規模から言うとこちらが本流)。

以前の川と今の川。いずれも随所に護岸は見られるものの、水辺のエコトーンもかろうじて残されている、都市近郊にしては素晴らしい自然が残っている川です(そうであると思っています)。

これから今の川を少しずつ知っていきたいと思っているのですが、以前の川と大きく違う点があります。

こちらが以前の川。私が観察して歩いていた所の多くはご覧のような川原であり、川原も砂利底が多く見られます。

そして水は比較的澄んでいます。

対して今の川は、ご覧のように、両岸が土手になっていて、川原はほとんどありません。

潮の干満が影響しているのか、土手ギリギリまで水が浸っていることもあれば、水際の泥底が干上がっていることもあります。

そして水は濁っています。

川原の川に比べると、これから草が伸びるにつれてアプローチが難しくなる予感。また、泥底なのでウエーダーなどによる侵入にも危険がともなう予感‥。

でも、だからこそ、人の侵入は少なく、魚や鳥、そして哺乳類たちに多く出会えるのでは‥と期待もしています。

 

現段階で、今の土手川で気になっていることを書いてみましょう。

・川原の川に比べてサギが少ない

→サギがエサを摂りやすい浅瀬が少ないのでは?

・オオバンが多い

→隠れ家となる水際のブッシュが多いことが影響していそう(よくもぐりこんでます)

・流れの変化が少ない

→川原の川には、瀬と淵(トロ場)が連続していて、ルアーでナマズやスズキを釣るときは、流下する小魚を待ち構えることのできる瀬からの落ち込みを狙っていたのですが、その釣り方は通用しそうにありません。

・猫が多い

→これは…関係ないか?

今日出会った一匹。

 

パッと思いつくのはこれぐらい‥。

まだ全然、見ていないので当たり前か。

 

水の中の観察はもう少し暖かくなってからにして、しばらくは陸上からトリや植物を観察してみたいと思います。〈若林〉□

 

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