本日はとても肌寒い埼玉南部。

一日中、事務所作業でした。

‥が、お昼タイムに川へ。

イノシシを深追いすることはそろそろやめにしまして、近頃ちょっと気になっているタヌキの存在とネズミの巣穴?と思わしき掘り跡をチェックしに行ってきました。

このところ、自然保護協会の会報誌『自然保護』の編集のお手伝いをしているのですが、その最新号でちょうど森口満さんのイラスト連載がタヌキだったんです。

なんとも素敵なイラスト…こんなタヌキに会いたい。

そして「タヌキの溜めフン」が紹介されていました。

タヌキは数匹が同じ場所に公衆トイレのような場所を定めて糞を溜める「溜めフン」の習性をもつとのこと。

‥これを探そう!

そして水辺へと出てきたというわけです。

ハクセキレイや・・

キセキレイ。

カッカッカ‥と鳴いているツグミに

チドリの仲間。

なんだっけ・・

モズのメスもおりました。

…と、そこに!

穴を発見! やはり直径は3~4㎝ほど。ネズミ穴だと思うのですが、どうなのでしょう。

穴の主が食べた痕を周囲に探してみたのですが、残念ながら何も見当たりませんでした。

ニンジンみたくゴボウみたいなギシギシの根っ子。

ん? あ!

食痕です。

これは‥ハトでもないし、コサギでもヒヨドリでもない‥。

その場では判別がつかなかったのですが、後にオスのキジであることが判明!

ちょっと集めて撮影。そして毛鉤用にいただきました‥。

この川の周辺にはキジはたくさんおりまして、不謹慎にも毛鉤用の羽欲しさに一時はずいぶんと藪の中を探してみたのですが、見つからず。思いがけず、見つけることができました。

イタチなのか、タカなのか‥。

ちょっと離れた所に爪跡も。

これは3本爪だけど‥タヌキかなー?

なんだろう?

そしてまたしても穴。ちょっと大きく直径6㎝ほど。ですが、なんとなくこれは巣穴というよりも掘り跡のよう。

なんか爪痕っぽく見えるんですよねー。

タヌキの足跡は結構ありますが、溜めフン場はやはりそんなに簡単には見つからないか‥。

そして帰りがてらにもうちょっとだけ‥と足を伸ばした土手の先にて‥

食痕発見! 

ドバトです。

すぐ近くにもう一羽。

そしてすぐまた近くにキジバトも!

鳥に詳しい方にさっそく聞いてみると、おそらく狩り場だろうとのこと。

で、そのキジバトの近くに、またしても穴!

入口が7㎝ほど。結構、デカい穴なんですけどー。

これってイタチの巣なんじゃないだろうか‥。

猛禽が襲ったハトのおこぼれをイタチが‥

いや、もしかしたらイタチが自らハトを狩り‥。

でもその場合、羽ってむしるのかな?

でもこれまで見てきたハトの食痕のなかでは荒々しくむしられているような気もします。

穴の主が気になるー。

まあでも、かなり満足です。

よしよし帰ろう‥と、ふと水辺を見ると、視界に違和感が・・。

よくいるヒドリガモではないし、マガモの雌でもなさそう‥

あ!

ハシビロしゃん!

ちょっと若い個体なのかな? それにしてもクチバシは立派です。

ハシビロガモを見ていると、足元から小さな鳥が水面を走りながら逃げて行きました。

おどろかしてしまった・・。

カイツブリの幼鳥でしょうか?

オオバンは陸上を歩く姿が好きです。

ちょっと変わったカタバミも見つけ・・。

だいぶ満足して帰ろうとした、その時でした!

センシティブ?な画像になるので接近は避けますが‥。

なんとタヌキの溜めフンも見つけてしまいました。

満たされたお昼休みとなりました。〈若林〉□

 

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