雨が雪に変わらんとする夜。

なかなかに寒い埼玉県南部です。

早く帰宅せねばならないのですが、週末にとある所で土器のかけらを見せていただきまして…。

土器ですね。縄文もついている。土器のかけらとは、まさにこのこと。

ですが、私が最近、気になって探している川原の土器に、こんなハッキリしたものはありません。

最もアヤしいもので、こちら。

川原ですから、どこか上流で、なんらかのきっかけで土器が土中から現れ川に流された果ての姿です。

当然のことながら削られて、文様などは、ほぼわからなくなっているはずです。

ですが、これはちょっとアヤしい?というものは、なんとなく感じるものです。

いえ、確証は何もないので、それ自体がまったくの勘違いなのかもしれません。

自然にはドキッとするほど明確な痕跡もあり、それもまた魅力的ですが‥

個人的な遊びの範疇では、ぼんやりとしていながら確かなる‥という、どうにもよくわからない境界のような産物もまた魅力的なのです。

右から4つ目までは、手で直感した川原土器。

右上はいまだ未完成の岩太郎‥です。〈若林〉□

 

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