釣り具のダイワでおなじみのグローブライド社のウェブページにて、連載をさせていただいております「リバーウォークストーリー~川と釣りと……」のVol.3の前編がアップされました。

題して「川と釣りと釣り場管理と」(こちらからどうぞ。)

渓流釣り場の管理について。

取材地は群馬県の上野村漁業協同組合です。

全国でも屈指のバラエティーに富んだ釣り場管理を行っている漁協さんで、管轄の神流川の上流部~源流部は、私も年に数回、釣りに行く川なのですが、今回は、一般の渓流釣りがクローズする冬季をメインに行っている「ハコスチ」釣りへ。

こちらがハコスチ。「箱島系」という群馬県のニジマス品種と「スチールヘッド」とを掛け合わせた群馬県が誇る「釣り用の品種」です。

こやつの猛烈なパワーを体感しに行ってきたのですが‥。

結果から言いますとすみません、釣りの時間を確保できず(←言い訳)、釣ることはかないませんでした‥。

ですが、隣りで釣ってらした常連の井出直行さんが釣られた53㎝の堂々たるオスのハコスチを撮影させていただくことができました。

夕まずめのローライト時。

井出さん、ありがとうございました!

 

神流川といえば、私は上流の中ノ沢源流域が好きで、こんな渓相を楽しんでいます。

こんな釣り場がある一方で、もっと下った川原の開けた本流では、誰もがアクセスしやすい釣り場もあり、また、全国でも珍しい予約制の毛ばり釣り専用区も用意しているなど、釣り人のニーズやその区画の生態的な意味合いなども考慮した釣り場管理を行っています。

後編では半天然イワナの発眼卵放流をお手伝いさせていただいた様子も紹介しています。

 

渓流釣り場の管理って万人が満足のいく「正解」ってなかなかないかと思うのですが、人間のためと自然のためを、バランスを取りながら考えて続けていくこと、そしてその意味を関わる人で共有することが第一歩である気がしています。そんなきっかけのひとつになれば幸いです。〈若林〉□

 

→川と釣りと釣り場管理と(前編)

 

★RIVER-WALK Vol.1~Vol.3発売中です!★