今日は晴れ時々曇り。風も穏やかで暖かな一日でした。 初めてのZoom会議に参加して・・からの、とある確認をしに。 ・・川へ。 うん、オニグルミの発育が順調だ。 ではなく・・ やはりね、モグラはもういない。 でもなく・・ 急に気になりだしたニゴイを確認に行ってきたのです。 果たして産卵行動はまだ行われているのだろうか? フレッシュなペアがセットアップされてはいないだろうか? そして、これをもう一度見たい・・(過去ブログ【ニゴイはやっぱサーモン】をご参照ください)。 そう、ニゴイの産卵行動が、サケやサクラマス・・つまりサーモンのそれに非常に近いのではないか?という発見をしたのが一昨日のこと。運よく2度も産卵・放精の瞬間を目撃することができたのですが、できればもう少し見たい。そしてできれば水中写真を撮りたい。そしてあらためて「ニゴイはやっぱサーモンなんだ!」と確認したい。 ですが、残念ながら、ニゴイはおりましたが、産卵間近な雰囲気はなし。一昨日観察したメスなのか、ふらふらになったメスに、オスが盛んに追い越し行動(※過去ブログ参照)を繰り返していました。やっぱりあれは、サーモンでいうところのブルブルッとする求愛行動なのではないか・・。そんな思いを強くして、まあ仕方ないかと事務所に戻ろうとしたその時でした・・。 いえ、正確にはもう少し広範囲を探そうと足を伸ばしたその時・・。 なんと「ログ・サーモン」ことマルタウグイではあーりませんか! 瀬でバシャバシャやっている。集団で行う産卵行動ですね。 今年はあまりタイミングが読めないなーと思ってはいたのですが、思わぬ出会いがしら。 おほっ! やってるやってるー。 川はややニゴリ気味。雲も湧いてきましたが、少しだけTG5を沈めて撮影してみました。 こんな感じ。本日の発見は、卵食いがなかなか激しいのだな・・ということ。不十分な観察ではありましたが、卵食いはかなりの頻度で確認できました。上流側で産卵に加わっていたかと思えば、すぐに下流に回って今度は卵食い・・みたいな感じ(※確実ではありません)。「ログ・サーモン」の異名を持つだけあって、一回の産卵にかける意気込みと言いますか、勢いはすごいですね。「やっぱサーモン」(注:ニゴイのことです)はソーシャルディスタンシングと言いますか、一見社会的にも見える行動様式がサーモンですが、産卵にかける意気込みは「ログ・サーモン」がサーモン、特にシロザケなんかを思わせるものがあるなと。そんなことを思いながら観察を楽しんだのです。 ・・と、そこに・・きましたきましたきましたよー! 本家(?)サーモンこと、「やっぱサーモン」こと、スマートさんこと、ゴイニーこと、ニゴイの登場です。口をスパスパさせて・・ ログ・サーモンの撮影のじゃま・・ 伸びる口でスパスパ・・。おそらく卵も食ってました。生きているのに死んだ魚の目を持つ魚。マルタが見えない・・。 ・・・。 思いもよらぬ確認ができました。 いや、確信と言うべきか。 ニゴイは・・
やっぱ・・
サーモン・・
じゃない。
でも好きです。〈若林〉□
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