寒い一日でした。

雨もきらいではないのですが、暑くてもやはり太陽が好きです。

さて。

一昨日のまとまった雨以来、いまだ開いている潟。「GATA開き」中の潟でありますが・・。

ナマズはきません。

代わりに背中の張った色の薄いコイが多勢差してきておりまして・・。

水が田んぼの影響により、めちゃくちゃ濁っているので定かではありませんが、体高のあるフナっぽいタイプなのではないか?と想像中・・。

朝昼と数時間おきに覗いていたのですが、少しずつ水位が下がり、もうそろそろ戻れなくなるコイが出てくるころかなー・・と、期待?して見にいった午後3時過ぎ。

あれほどいたコイたちの姿がほとんどありません・・。

中間あたりにある「なめ滝」より上流にはまだ数匹おりましたが、下流側には数えるほど。減水を察知して、一斉に本流に下ってしまったようです。

上の写真のような背中の張ったコイの正体をぜひ見て見たかったのですが・・。

色は違えど、形はこのタイプなのではないかと期待しているのですが・・。

残念・・。

・・と、思いきや、その1時間後にはまた下流域にコイがうようよおる‥。

今度は中潮の満潮に合わせて水位が上がったことで、再び差してきたようです。

足元の冠水植物に突っ込んでいるやつもいる・・。

寒いけど・・チャンス。

サンダルで雨の中、ドブンと飛び込んでみたのですが・・コイは意外にも警戒心が高く、触らせてくれることはありませんでした・・。

そんなこんなで一日中、潟を行ったり来たり。

いかにも迷惑そうな顔の猫と一本道で鉢合わせたり・・。

ツバメやゴイサギなど、鳥も多く観察することができました。

余談ですが潟にも緊張感がないわけではなく、目の前1mほどで唾を散らしながら私にばかり吠えまくってくる犬や、油断すると後ろ足で蹴られてしまうだろう道産子のようなデカい馬や人を乗せたロバも通ります。

本日のちょっとしたトピックはこちら(※閲覧注意!)。

1年前ならば、間違いなくスルーしていたでしょう。

でも今の私はビンビンに生き物の痕跡に反応してしまう体質に・・。

これはおそらく・・ペリットではないでしょうか?

ペリットとは、一度胃の中に入れた食べ物の未消化分を吐き戻したもの。

フクロウなどが有名ですが、サギやモズもペリットを吐くようで・・。

これはおそらくアオサギではないかと推測します。

この鳥ですね。

なぜならば・・。

ばらしてみると、メインが鳥の羽。そしてアメリカザリガニの殻がたくさん入ってました。ザリガニと鳥も食べるとしたら・・それはアオサギぐらいしかないのではないだろうかと。しかし、食べられた鳥はなんだろう・・。水に溶いて羽を取り出し乾かせば、もう少し何かわかるかもしれません。でもちょっと躊躇・・。でも明日残ってたら、やってみようかな・・。

アオサギはカルガモのヒナを襲ったり、カイツブリを襲ったりしたような気がします。

食べられてしまったのも水辺の鳥でしょうから・・知りたい・・。

ころんと特徴的な骨?がふたつ。

なんなんだろう・・。

マッシュルームのような硬い骨?

それにしても魚といい猫といい鳥といい馬といい不審なオジサン(私)といい・・潟にはさまざまな生き物が交差しています。

 

やっぱり明日、拾ってみよう・・。〈若林〉□

 

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