今日は曇り。時々雨が降ってます。そして涼しい‥というか寒いです。 一昨日のまとまった雨により、潟にナマズが産卵にやってくるかと楽しみにしているのですが‥。 その前に‥ またしても一匹だけ見つけました。 水生ミミズ。 おそらくマッチョ虹色水生ミミズの、あまり光らないタイプです(メス?‥いやミミズは雌雄同体でオスでもメスでもあるそうなので、なんなんでしょうか‥。ナゾです)。あ、「マッチョ虹色水生ミミズ」につきましては、過去ブログ【ニゴイからのシジミからのミミズ】をご参照ください。 ロケーションはニゴイの産卵場。柔らかく水通しのよい砂礫底です。
さて。 ナマズに戻ります。 一昨日の潟。完全に入口が開き、魚たちが差してこれる、いわゆる「GATA開き」の状態に。こちら朝の様子ですが・・ お昼にはこんな感じにまで減水しました。でもまだまだGATA開き状態。 そしてこちらは今朝の状態。 2週間前のGATA開きでは、ナマズが産卵に上ってきましたので(過去ブログ【潟とナマズ】参照)、今回も疑似氾濫原としての潟の役割を楽しみにしていたんです。 ところが昨日・今日と通りかかるたびに昼も夜も観察してみたのですが、ナマズの姿はほぼなし。一匹だけ尻尾が見えたような気がしましたが、それぐらい。釣り少年に聞くと、昨日はナマズが釣れたとのことですので、きているのはきているのでしょう。ですが前回と比べると圧倒的に少ない気がします。 なぜだろう‥。 ・肌寒さや水温が関係している?(水温は計っていませんが‥) ・潮が関係している?(ちょうど2週間前ですから潮まわりはほぼ一緒) ・濁りが関係している?(田んぼに水を入れ始めたのでその影響で圧倒的に今回のほうが濁ってます) ・産卵期が終わってしまった?(どうなんでしょう) ・たまたま潟の入口近くにナマズが少なかった?(なんとも言えません‥) もう少し、水が引いて濁りがおさまれば、今よりはナマズの姿も見つけられるとは踏んでいるのですが・・観察を続けます。 ちなみに昨日は、この辺りのナマズの産卵場として予測した他の2カ所もチェックしました。 下線本流から水門でダイレクトに繋がる三面護岸水路。ミニ潟です。水深は15㎝ほど。さほど増えていません。そして魚はコイと、意外にもニゴイがおりました(3匹確認。うち2匹は追尾行動をしていました)。ナマズはおらず。 こちら本流に流れ込む小さな支流。川幅は1.5mほど。こちらではコイがハタキを行っておりました。ナマズはおらず。
で、潟ですが、ナマズの代わりにコイは多勢押し寄せておりました。 なめ滝を上った所での産卵行動。 追尾して、バシャバシャ!!・・を繰り返します。 コイでしたら1か月前のGATA開きでも確認しておりますので、さほど気持ちも高ぶらず・・(その際の様子についてはこちら過去ブログ【GATA開き2020】をご確認ください)。 ただ、よくよく見ていると、いつも見ているコイのハタキとは、少し違いがあるような気がしました。 気になった点はコチラ。 ・黒っぽいコイよりも白っぽいコイが多い(濁り水との関係あり? 水色に合わせた体色変化?) ・底をスパスパやっているコイが多い(姿は尾ビレの先しか見えず。泡がしきりに出ている) ・水草に依存しないバシャバシャが多い ここらへん、なんとも言えないところもあります。上記3つのことは、いつでもいくらかはそんなことをやっていたりそんな感じのコイはいるからです。 でも観察している感覚としては、結構明確な違いを感じています。 そうそう、忘れておりましたが、今回、もうひとつ気付いたのは10㎝ほどのおそらくフナも潟に入っているということ。 そして私が今、考えている妄想は、次のようなものです。 ・黒っぽいコイよりも白っぽいコイが多い →見た目はコイだけど、フナっぽさもまじっているのでは? ・底をスパスパやっているコイが多い →ばらまかれた卵を食べているのでは? ・水草に依存しないバシャバシャが多い →やはり少しフナっぽいのでは? いえ・・かなり裏付けに乏しい話なのですが・・。「コイフナ」的なやつらなのではなかろうかと‥。 今日明日、まとまった雨が降らなければ、潟の水位は5㎝ほどまで下がるはず。そしておそらく本流に戻り切れずにスタックしてしまうコイが数匹はいるはずです。 ひさびさに潟に降り立ち、そいつを観察してみたいと思います。 さ、それまで仕事仕事‥。〈若林〉□
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