今日も晴れ。

いよいよ、いよいよ大詰めを迎えており、本日もみっちりと事務所仕事なわけですが‥。

それでも少しは水辺を歩きます。

最近、少し気になっていることがありまして‥。

あ、今回も人によってはセンシティブな写真が並びます。

もしお食事中の方などがいらっしゃいましたら、そっとウィンドウを閉じてくださいませ‥。

 

気になっていることといいますのは・・

こんな感じの、生き物の死骸をよく見つけるようになった、ということです。

とても小さい。いったいなんの骨なのだろう。

おそらくは鳥の吐きだしたペリットに興味を持って以来、下ばかりみて歩いているからだとは思うのですが・・。

よくよく小さな屍に気づくようになりました。

こちらは田んぼの塩ビパイプを占有している巨大なダルマガエル‥かと思っていたのですが、もしかしたら小型のウシガエルかも‥。上を向いた右目が少しだけ見えておりますが、これが撮影できる精一杯。とても警戒心が強く、すぐにパイプの中に隠れてしまいます。

で、こいつがですね・・。

こんな感じに・・。わかりますでしょうか? あまりにセンシティブなため、これ以上は近寄りませんが、半分消化されたヌマガエルです。こんな犠牲者が日替わりにパイプの前に置かれています。おそらくですが、このパイプの主がヌマガエルを飲みこんで、半消化の状態で吐き出しているんじゃないかなと‥そんなことを考えています。

食べるものと食べられるもの。

ヌマガエルの側溝のすぐ近くで昼寝をしていたアオダイショウ。

春から初夏にかけての今、虫や鳥たちは子育てに忙しい季節です。

親なのか子なのか‥。イワツバメも盛んに巣から出たり入ったりしています。

カルガモもそわそわしっぱなし。

突然叫び出したり‥。

次世代にバトンを渡したのであろうキアシドクガ。

息絶える寸前のスズメガ。

潟のウシガエルもこのまままいってしまうのではないか。

食われる者がたくさんいる季節だからこそ、多くの鳥や虫は、この季節に子どもを育てると言われています。

ヒナを育てるには多くの餌が必要ですし、巣立ったまだ狩りのおぼつかないヒナが生き延びるには、それだけ容易に食べられるものがなければならない。

そのヒナもまた、なにかの餌となる計算まで織り込み済みで誕生し、生き延びるかどうかの分かれ目は偶然にゆだねられているのでしょう。

きっとそんな季節だから、死を見る機会が増えることも、当たり前のことなのかもしれませんね。〈若林〉□

 

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