本日も肌をなでる風吹く神保町にて、一室にこもって作業中なわけですが・・。 いやぁ、気持ちいい陽気ですね(外は)。
さて。 今回は、こちらの植物について。 渓流沿いの木立の影に生えていたこちら。 タケノコのような、アスパラのような。 いずれにしても、塩茹でになんかしたら、ちょっと美味しそう。 でもオトナとして知らない植物引っこ抜いて食べるのもなんだし。 そのままスルー。
すると後に、もうちょっと成長したやつを発見。 まるでウツボカズラのようなこれは・・・!
マムシグサ(蝮草)。 ・・だと思います。
実はこれに似たミミガタテンナンショウという、もうちょい派手な似た仲間がいるのは知っていたのですが、それだと思ってググってみたところ、その仲間のマムシグサであろうと。ちなみに茎の模様がヘビのマムシに似ているから、そう呼ばれているそうです。花が鎌首をもたげたマムシに似てるからとも・・。
木の根っこをヘビと間違えてギャッと飛び上がった経験は三度ではききませんが、どうやらコレもその類の人たちに名づけられた草みたい。
さらに調べてみると、「実は赤くトウモロコシのようで・・」と。 あー。秋になるとよく見かけるコレか。 甘酸っぱくて美味しそう。 これがマムシグサの実、だそうです。
・・が、このマムシグサ。 その名に恥じず(?)全身に毒性を持っているようで。
つまり、タケノコでもアスパラでもトウモロコシでもなく、 毒草であると。
道端のムラサキカタバミを自己判断で美味い美味いと食べていた幼少時に出会っていたら、間違いなく食べていただろうな~と思いつつ。 改めて見ると面白い形をしててきれいだなーと感じた次第。
同じく沢筋で、秋になると出会うきれいな植物。
ヤマトリカブト。
ちょっときれいだったり気になる形をしてる植物は要注意、 ・・なのかもしれません。□
|