5月にもなると、我が埼玉南部エリアでは半袖で一日過ごせてしまうほど。昨夕はブログ【三大発見その2】で紹介をした「肌を優しくなでる風」を体感することができました。 それは同時に「鼻腔に優しく薫る風」でもありまして(栗の花というか、たけのこというか・・)。 5月は本当に心地よいです。
さて。 そんな折、多摩川の源流域を歩きました。 標高1200mを少し超えるだけあって新緑満開はもうちょい先。 でも最高に気持ちの良い五月晴れでした。
川を歩いていると、同行者の息子(小6)が、こんな骨を見つけたんです。 似たような骨がふたつ。対のよう。
空いている穴は眼窩(眼球が収まる所)だとして、だとすれば頭骨と上あごかな? でも・・その前にある、くぼみはなに?? 「なんのホネだろう?」 「これは・・あれだ。きっとイノシシだ」 「イノシシ? 」 「くぼんでるのは牙が生えている所だよ」 「なあるほどぉ・・・でも小さいね」 「う~ん・・確かに」 「鳥っぽいね」 「アオサギかな? あれ大きいから・・。もしくはガチョウとか・・」 「ガチョウにしてはデカくない??」
大きさはほぼ、子どもの手のひらサイズ。 」 これまでならアオサギということで・・と解決しちゃってたかもしれません。 でもいまの時代はスマホがある。 かろうじて電波もありました。 (以下、ご一緒に画像検索ください)
アオサギ 頭骨 ・・まあ似てなくもないけど、ちゃうな。
イノシシ 頭骨 ・・違うか・・。(イノシシの牙は下あごだし!)
ガチョウ 頭骨 違う。
ほかにもそこにいそうな動物を検索。 クマ 頭骨 シカ 頭骨 ・・わかっていたけど、ちゃいますね。
ネックは目の前のくぼみ、だよなぁ・・。 も、もしかして! これは・・・
マストドン 頭骨(すでに大きさは完全無視)
あきらめかけたそのとき。 こう並べると・・・尻? もしかして・・
シカ 骨盤
!! キター !!
バッチリでした。 頭じゃなく尻だったのですね。 目の前のくぼみは、後ろ脚の骨の関節が収まる部位でした。
バッチリだったのですが、骨盤って、シカも犬もタヌキもカモシカもみんなそっくりなんですね。
なので追求はここまでに。 まあ、骨盤とわかっただけでも万々歳、ということで。
川ではほかにもティラノサウルスの頭の化石を見つけたり、
不時着したアダムスキー型の円盤を発見したりと
なかなか楽しむことができました。□
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