埼玉南部、本日はとても冷えています。

パラッと小粒のみぞれのようなのが降ってきたぐらい。

今年初めて、少しだけ近所の湧水水路を覗いて見ました。

言わばドブのような側溝のような場所ですが・・

以前の写真ですが、こんな環境。

カワニナや川ミミズがいます。

ここでは他では見られなかった小型のミミズがいたので、水中に卵胞がないものか?と探してみたのです。

ヤゴは結構います。おそらくシオカラトンボ。

ヨコエビも。

触角の長い小さなカゲロウ類の幼虫も。(※おそらくカワゲラですね)

分解者にきれいにされた落葉。

ザリガニもいます。

脱皮したばかりで青く柔らかいやつも。

そして・・トピックスはこちら!

オームのようなイモムシ。なんだと思います?

 

これ、実は以前にも目にしていたのですが、陸生のイモムシが落ちて死んでいるんだろうと思ってスルーしてたんですね。

そう言いながら、カワニナの殻がたくさんあるものだから、ホタルはいないのかなー・・って思っていたんです。

今日も、観察時は太いトビケラか? あとで調べよう‥。というぐらい。

よくよく見てみると、トビケラにある長い頭部が見当たらず・・。

「水生 幼虫 太い」で検索してみると・・。

ゲンジボタルの幼虫でした!(おそらく‥)

いやー知識を得ることは素晴らしいことですね‥。

いろいろネットで調べてみると、春の雨の日、蛹になるために陸上へと這い上がるとのこと。雨が移動のトリガーになるんですね。

それってアメマスやアメノウオみたいなものじゃないですか(だいぶ違うか‥)、ならばこいつは「アメノムシ」。ミミズも「アメノムシ」ですが、春に向けてひとつの楽しみができました。

ところで観察地点は三面護岸の側溝です。垂直護岸は登れるのでしょうか(登れるのでしょうね)。

楽しみです、アメノムシ!〈若林〉

 

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