事務所の一画で飼いはじめた川ミミズの卵胞(と思わしきもの‥)。

冷えを防ぐために発砲クーラーを二重にして外気をシャットダウンしているつもりなのですが、11時の時点で7.5℃。

そもそもこいつがいたのは水温15℃平均の湧水場ですから、少々低水温が心配です。

ほとんど動かず血色も悪い。まさか息絶えてしまったのでは‥。

熱湯を入れた袋をケースの脇に挟みこみ、水温を少しずつ上げていきます。

15℃ぐらいまで上がったところで様子を見て、もう一度、覗いてみると・・

活発に動き始めたではありませんか!

卵胞の中でクルクルと丸まっているミミズ(らしきもの‥)。

ミミズの場合、卵ではなく「卵胞」であり、この中に数匹が入っているのが一般的なのだそうですが、こいつはどうやら一匹みたい(その時点でミミズではないかもしれず‥)。

おそらく低水温になると動きがだいぶ鈍くなり、休眠状態なのかどうかはわかりませんが、ほとんど動かなくなってしまうみたい。

ミミズ自体は水温0℃近くでも多くの種類が生きていけるんですけどね。

いずれにしても、卵胞に収まっている間ならまだしも、問題は生まれてからでしょう。

無事に初期餌料を口にしてくれるのかどうか‥。

そんなことを考えていたら、知らぬうちにサーモスタット付きヒーターをポチリとしておりました‥。

熱帯魚も飼ったことがないのに‥。

 

現場からは以上です。〈若林〉□

 

★RIVER-WALK Vol.1~Vol.3発売中です!★