10日ぶりのブログ更新となります。

あっ…という間の10日間‥。

そして季節は待ってくれません。

がんばってゆかないと‥。

 

さて。

近所の川も春を迎えております。

こちら一昨日の様子。

渡りを間近に控えたヒドリガモの群れの下を、ハタキ(産卵)を控えたコイの群れが通ります。

桜は五分咲きといったところ。

ベニシジミの数が急に増えました。

橋の下ではイワツバメが大忙し。巣作りです。

巣材となる泥は近くの川辺でゲットすることができます。

群れで一気に降り立って泥をついばみ、一気に飛び立ちます。

水面を見ていると、ヒゲナガカワトビケラのシャック(羽化時の抜け殻)がたくさん流れてきます。蛹が水面に泳ぎ上がり、そこで羽化して成虫が飛び立つのです。

ナニモノかが食べているのか流れ着いたのか、トビケラらしき羽が多数集まっています。

ヒゲナガと思わしき羽。

こんな感じ。

たくさんあります。

そしてなんと目の前で、カワセミがヒゲナガをキャッチしました。ダイブして獲っていましたから孵化直前のサナギだと思うのですが、写真からは幼虫のようにも見えます。

カワセミに限らず、大量に発生するヒゲナガは多くの生きものにとって重要な食べものになっているのだと思います。

水辺ではセグロセキレイや‥

カワラヒワなど‥。

コイのハタキです。

ドバドバッ、ドバドバッと激しい音を立て、土手を行き交う人々を驚かせています。

そして、ログサーモンことマルタウグイも。

今日は瀬にも差していました。

群れがやってきてはバシャバシャと。

 

それを観て驚くのは保育園児の群れ。

なにせ大きな魚ですから、皆、大コーフンです。

ログサーモンと言うのだよ‥とか、

海から上ってきてるのだよ‥とか、

前のめりに教えてあげたい気持ちでいっぱいになりますが、こんなご時世ですのでグッとこらえて手を振るぐらい。

そして急いでやらねばならない仕事を頭の片隅に痛く感じながら、もう少し、もう少し、クツが濡れたからあともう少し‥と過ぎてゆく時間にそわそわしながらやっぱりもう少しだけ眺め、最後は自分のケツを引っぱたいて仕事場へと向かうのです‥。〈若林〉□

 

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