今日は暖かな一日。25℃超えの予報も出ておりました。 はぁ‥サクラマス、釣りに行きたいなー。 いや、写真はログサーモンなんですけどね‥。 近所の川では、このところ、淵にログサーモンことマルタウグイが溜まっていたんです。でも産卵体勢である瀬差しはもう1週間ほども見ることができず、おそらくは産卵を終えたログサーモンが少しずつ上流から下り、それが淵で休憩をしている姿なのだろう。・・と、そんなことを思っていました。 なので昨日はツイッターにて・・ 「ログサーモンことマルタウグイは産卵後の降海期に入ってますね。おそらく。淵にはその群れが溜まってきました」 などと、さもわかったふうなツイートを投稿しておったのです。 今日も淵にはログサーモンが溜まってました。 おるおる、降海前の休憩マルタが淵に溜まっていますねー。 ログサーモンって、時々ライズのような水面顔出しをするのですが、いったい何を食べているのかと観察しておりました。 ユスリカのようなものすら流れていない水面に・・ ライズ! これ、おそらく流下するエサを食べる行動ではないと思うんです。いったい何をしているんでしょうね? 空気を吸っている? 周囲を見回している? ・・いえいえ、そんな簡単にわかった気になってはいけません。自然観察をしていると、これはこうなのだろう!とひらめいた途端に否定されることがしばしば・・というよりも、ひらめいたモノのほぼすべてが否定されてしまうものなのです(私の場合)。なので、解釈は保留に。それにしても顔出しは頻繁にします。これは事実。 時には調教されたイルカのように・・ ブリーチングするクジラのように・・ そして春ゼミをガポッと加えるブラウントラウトのようでもあります(中禅寺湖行きたい)。 ニゴイの産卵行動もなかなか観察できないし、ログサーモンのライズを観察して帰ろうかな・・と、その前に少しだけ上流の瀬でも眺めてくるかな・・と、どうせもうなにもいないのだろうけど・・と。 足を向けてみますと・・。 むむむ!! むむ!! なんと、ログサーモンが瀬に差しておりましたー!! 海に降る前の群れとばかり思っていましたが、もしかしたら産卵を控えているやつらなのか? いや、しかし・・。いずれにしても目の前の瀬に差しているのは事実です。 天候はドピーカン。水質もクリア気味。水量は少なめ。潮は小さめ。 久しぶりに見るログサーモンの産卵風景。 ログサーモンことマルタウグイはPacific red finという英名を持っているそうなのですが・・。ヒラヒラと水中に舞う、赤いヒレを存分に堪能することができました。 美しいのです・・。 激しくもあります。 産卵。 行く人たちも、足を止めて大きな魚の群れを観察しています。 「あれはコイ? いや、ボラだよ」 ログサーモンの認知度は、なかなかに低いのです。 少しカメラを沈めてみました。稀に見る透明度。 ニゴイもいました。 果たしてこれからどうなるのか? あまり考えずに眺めていきたいと思います。〈若林〉□
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