今日は曇り。 『シーバスライフ』誌の校了日。 毎度ながら多方面にご迷惑をおかけしながらの切羽詰った最終日。 ようやく一段落‥という夕方のひと時、昨日は会えなかったアオサギに少しだけ会いに行ってきました。 いたいた‥。もうすっかり顔なじみです。 個体までそれとわかる鳥をしばらくの間、毎日のように観察していると、親近感が湧いてきますね。 片膝を着くぐらいの低い位置。 このアオサギがオイカワを狙う得意な体勢のひとつです。 一気にバシュッと!! 目には瞬膜が被ってますね。目算を誤って脳震盪起こしたりしないのでしょうか? 美しい角度。 そしてしっかりとらえています。 羽が乱れて凛々しいですね。 相変わらず恐竜感がスゴイ。 乱れた羽を戻すために、コサギみたいにブワッとやるかなーと思ってしばらく見ていましたが、そのままでしたね。気にならないのかな‥。 このアオサギの狩場には、コサギもやってきます。 そのうちの1羽は、かなりの狩り上手。 アオサギが、一撃必殺というひとつの技をひたすら愚直に繰り返すかたわらで、コサギは実にバリエーションに富んだ動きをもって、瀬で産卵するオイカワたちに襲いかかります。 気付くとデカいオスをくわえてる。 なんだかこのコサギ、風格もあるんだよなー。 戦略の基本パターンとしては、このように身を低くしながらわざと大股で派手に瀬を歩き、逃げ惑うオイカワを観察します。 そのうちの一匹にロックオン! 逃げ惑うオイカワを走ったり、跳ねたり、クルクル回ったりしながら執拗においかけます。 そして、見失うとこのポーズ。なんと高い位置から見回すことで獲物を見つけやすいことがわかっているのです。 ときには得意のガサガサもします。 足をふるわせてガサガサ・・と石の裏などに隠れた小魚を追い出すのです。 そしてバシュッと・・ 水草ごとデカいオイカワをキャッチ! そしてこいつは、飲むのも早い。すべてが手馴れているというか、スムーズなのです。アオサギが1匹のオイカワを食べる間に、こいつは3~4匹は食べてます。そして腹を満たすと、飛んで行ってしまうのです。 美しくもありますね。 そしてとても猛々しい。 コイツもまた、恐竜の子孫なのでしょう‥。 それでも最近は、このアオサギが好き。 もっともっと色々な姿を見たいものです。〈若林〉□
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