今日は陽射しの強い一日。風はヒンヤリ。でもそれでは「肌を撫でる風」にはならない。まざったうえで適温にならねばならぬのです。 ・・と、そんなことを再確認した埼玉南部の事務所作業の一日。 秋ですね。 もう2日もすると、多くの川で渓流も禁漁です。 そんな秋の楽しみはと言えば・・ こちら。 オニグルミの実です。 川沿いに生えているので、少々いただいて・・ こんな感じに。 これ、かなりの仕事量なんです。 リスを尊敬します。 クルミをどうするかはまだ模索中ですが、味覚の秋ですね。 そして約一週間ぶりに飼育している川ミミズを見ると・・ (※注! ここからいきなりミミズばかりとなります) 急にデカくなっている! 指をあてるとこんな感じ。僅か1mmほどの卵胞からかえったのが今年の1月。それから8カ月で4㎝ほどにまで成長しました。 ですがまだ、大人のミミズの特徴であるハチマキ(環帯)が現われていません。「オレハチ」にも似ているのですが・・。大人になってみないと種類はわからないものです。ひょっとしてこのまま冬を越してしまうのか? ミミズの飼育ケース。周囲に張りつけてある腐った葉っぱが川ミミズの食べものであり、ケースの壁と葉っぱの間が川ミミズの住居です。細かくカスのように散らばっているのは葉っぱを食べた川ミミズのフンです。夏を越したとたん、一気に食欲が増した気がします。 川ミミズも食欲の秋、なのです。 とりあえず取り置きの腐葉を張りつけて・・ こんな感じに隙間に入ってもらいました。 ですがミミズは大きくなっているので、じきに葉を食べつくしてしまうでしょう。 4カ月ほどは何もせずに済んでいたのですが、そろそろ追加の餌が必要です。 急ぎご近所の小渓流へ。 憩の場所です。 クヌギやケヤキなどの木々に覆われたハケ地で、湧き出した水がそのまま小さな沢となって川に流れ込んでいるのです。 湧水が大量に流れ込む川には何かある!が私の予感ですが、いまだ調べる間がありません。 こんな感じに湧き出して湿っている所に川ミミズの餌となる腐葉があります。 経験上、最もよく食べるのはエノキ、続いてケヤキ。 ケヤキはまあまあありますが、目当てのエノキが見当たりません。たしか前はあったと思うのですが・・。 こんなのはミミズやらカワゲラやらミズムシやらにだいぶ食べられていますから、あまり餌としては役に立ちません。 こんな具合に一部が食べられて、一部は残っている葉がベスト。 サワガニの死骸。 15分ほどかけて、まあまあの量をゲット。 エノキはありませんでした。 林の中にはエノキらしき木はありました。 ですがその下に沢はなく、このようにカラカラの枯葉のみ。 一応これもトッピング。なにせ大好物ですからね‥。 エノキを探して40~50分も費やしてしまった‥。 でも良い具合に水場と絡んだエノキは見つけることができませんでした。 あきらめて事務所近くの駐車場の横を歩いていると・・ なんと巨大なエノキの木を発見! ムクドリがオレンジ色に熟した実を盛んについばんでました。 そして・・ 上手い具合にその下には田んぼの小水路が・・。 意外に足元にありました。 今度はここからいただこう・・。 そんな仕事前のひと時でした。〈若林〉□
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