昨日、今日と埼玉南部は冬晴れの良いお天気。

昨日は千葉よりやってきたH氏と一緒に川を歩きました。

イバラドームに興味津々のH氏。

ハヤブサらしき猛禽を見たり、川ミミズを掘ったり、コサギの真似をするダイサギを観察したりと満喫したのですが、H氏的にはハヤニエが見たかったよう。2週間ほど前までは2、3のハヤニエがあったのですが、このところ見当たらず、この日も見つけることはできませんでした。代わりにイバラドームの中でH氏がアカネズミに食べられたであろうオニグルミの実を発見!

洗濯機の浴槽という粗大ゴミの中には私も見つけていたのですが、それ以外の場所では初めて。クルミの木の近く、茅などの藪が倒れた下にあったとのこと。それで私も探してみると・・。

ありました!

一度気づくと「サーチングイメージ」が出来上がり、次々と見つけることができるように。

私的にはイバラドーム内にアカネズミの食事場があると踏んで探し続けていたのですが、見つかるのはもう少し簡素な被覆物の下といった感じ。加えて、まとまってゴロゴロと出てくるような「食事場」という雰囲気ではなく、転々と転がっている感じでした。

ちなみにこちらが洗濯機の浴槽。

こんな感じにゴロゴロとあります。

これがクルミの木の多い渓流域になると、こんな感じ。

ですが嬉しいことに、この日も複数個がまとまっている食事場をH氏が見つけました。

3個のクルミがまとまっていました。

天然のイバラドームは入口しか見ることができないので、もしかするとさらに奥を観察すれば、ゴロゴロとクルミが落ちているのかもしれません。でもまあ、深追いはしません。この日、ン万円もする高級ダウンジャケットの背中をイバラで割いてしまいましたので…。

そして気になって、本日も少し観察に行きました。

「ネズミの目」を持って。

今日もたくさん見つけることができました。

どう見てもネズミでしょ!と思わしき穴も。

そしてネズミの目を持っていたからなのか…これまでに見たこともないものを目撃したのです!

何かをくわえて飛んでいるハシボソガラス。写真はピンボケですが・・

長い尻尾!! ネズミではないですか!

驚きました。これまでモグラを狩るカラスは見たことがあるのですが、ネズミは初めて。

だらりと下がった2本の足が見えますね。何ネズミか判別するには写真が足りませんでしたが、これまた大きな収穫です。

さらにこの日はもう一つ。

カヤネズミの古巣を探して茅場を歩いていると、タヌキのけもの道を発見。そこにはためフンもありました。

フンを崩して見ると・・

小さな種が一つ。その他、ほとんどすべては貝殻のかけらのようでした。

はじめドブガイの稚貝かな?とも思ったのですが、H氏にメールで送ると「カワヒバリガイかシジミでは?」と返事をいただきました。図鑑とネットで調べたところ、これはおそらく・・というか、ほぼ確かにカワヒバリガイではないかと至りました。中国など原産の特定外来生物。コンクリや岩などに付着するイガイの仲間だそう。

ドブガイだと泥を掘らねば・・と思っていたのですが、カワヒバリガイなら干潮時に行けばきっと観察できるはず。

次は「タヌキの目」を得て、この冬場の食料を探して見たいと思います。

タヌキになるのだ!(写真はおととい科学博物館のガチャガチャで出したフィギュア。小さい・・)

ちなみに先ほどから書いております「○○の目」という表現は、ゲッチョ先生こと盛口満さんの受け売りです。

この本ですね。『里山の博物誌』。

タヌキはもちろん、カヤネズミやオトシブミなど里山の生きものについての観察体験と考察をまとめた本です。『武蔵野発 川っぷち生きもの観察記』とも読み合わせの良い一冊です。ぜひともに読んでみてください。

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