列島にものすごい密な等圧線。北風が冷たい一日ですね。 さて、昨日、近所の川の茅場にタヌキらしきけもの道と、ためフンを見つけたのですが、そこに見られたのがなんらかの二枚貝。 シジミよりも薄くてイガイのような雰囲気。 フンを崩すとこんな感じです。 これがどうやら、カワヒバリガイというイガイの仲間のようなのです。 中国や朝鮮半島産の特定外来生物で、排水口などに密生することで排水を阻害してしまったりするようです。すぐ近くではすでに見つかったという記録も辿れ、おそらくはこれではないかと、干潮のタイミングに行ってみたのです。 コサギのガサガサをじーっと見ていたのは、コサギの真似をして?ガサガサをするダイサギ。 今日もガサガサに励んでおりました。 観察をしたのは、このような潮が上がると水没する潮間帯。 シジミはありました。 おそらくはタイワンシジミ。 漁港に密生するムラサキイガイのような感覚で、すぐに見つかるかと思ったのですが・・ イガイノ仲間だけに意外と見つかりません・・。 ない。 ない。 もう少し、硬い岩かコンクリかな・・。 こんなところには怪しい足跡がありました。 これはスジエビかな? おそらくタヌキの足跡も。 これはアライグマだろうか・・。 これはアライっぽいんだけど・・ これなんか一見、アライっぽくはなく、かと言って5本指だからタヌキでもない・・。ハクビシンでしょうか・・。 足跡はあっちゃこっちゃにありましたが、カワヒバリガイは見当たらず。 もう少し水位が下がればまた違ったものが見えてくるのだろうか。 対岸のテトラ。 うーん、ないな。 結局、見つけることはできませんでした。 わかったことは、そうそうどこにでもたくさんあるわけではないってこと。 でもフンの貝がカワヒバリガイであることは、ほぼほぼ間違いないかとは思いますので、もう少し探してみたいと思います。次は大潮の最干潮かな。 今年は少なめのツグミを見ることができました。 また来よう。〈若林〉 ※川辺の自然観察をまとめた一冊、『武蔵野発 川っぷち生きもの観察記』発売中です!(アマゾンの販売ページはこちら) |
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