雨ですね。涼しさ通り過ぎて、半袖だと寒いです。 今日は雨予報が出ていましたので、降り出す前に少しだけ川を歩きました。 このところ気になっているのはこちらです。 大きなアカミミガメ。おそらく産卵のために川の中から這い出て土手を上がってきたものと思われます。アカミミガメの産卵は砂や土を掘って行われるとのことで、時には川に隣接する畑に卵を産むこともあるのだそう。 昨年は同じ時期に、子亀が歩いているところも見ました。 親カメも。 そしてカメが通った後は、けもの道のような跡がつきます。 こんな感じですね。 この痕跡を頼りに、カメの産卵を観察できないかと。そんなことを考えながら川を歩いていました。 結果として今朝はカメには会えなかったのですが、代わりに思わず、これまでゆるーく探していたあるものに行き当たりました。 こちらです。土手に開けられた直径15㎝ちょっとぐらいの穴。 近くにもう一つ。こっちはもっと大きかったです。 知識ゼロのまま予測しておりますが、これ、キツネの巣穴ではないでしょうか。 目立った足跡はなし。春に子育てに使った古巣なのかもしれません(知識ゼロです…)。 近くにはカワラバトを食べたような痕跡もありました。 キジの次列風切っぽい羽根も・・。 そして熟した桑の実がポツンと一つ落ちていました。 そして巣穴の近くには・・。 これまた思わぬ出会い! おそらくマイマイカブリの幼虫だと思うのですが、ハエかアブの幼虫のようなものを食べている最中でした。 けもの道もびっしりと。 けもの道ベースで考えられるのは、キツネ、タヌキ、アライグマ、イタチ・・。 でもこれほどまでの穴を掘るのは、キツネなのではないかなーと。 らしき足跡や、らしき噛み跡、そしてらしき食痕はこれまでにも観察していますが、今一歩、近づけた気がします。近くにはカヤネズミやハタネズミやアカネズミらしき痕跡もある場所で、キジもまあまあいる場所です。 河道の木はどんどん刈られて隠れ家はどんどん少なくなっておりますが、きっとすぐそばでひっそりと暮らしているのではないでしょうか。この巣穴はもう使われていないかもしれませんが、近くに入るのかも・・。蚊が増える前に、夕方の観察に行ってみたいと思います。〈若林〉□
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