とても暑い埼玉南部。

体感的には昨年以上の暑さです。もはや日中は建物の外に出るのも危険なほど。

なのに越せる、と思っていた私が間違っていました。

飼育している川ミミズが暑さで全滅してしまいました。

2年5カ月間も生きた、飼育している全てのミミズの親であった始祖ミミズも、姿を消してしまいました。1カ月前ぐらいから弱り気味だったので、なんとか夏を越せれば…と思っていたのですが、だめでした。

ミミズは死ぬと、溶けるようにいなくなってしまいます。

始祖ミミズの容器はだいぶ濁っていたので入念に探してみましたが見当たらず。諦めました。

ミミズ飼育は夏場が山場で、毎年、夏になると元気がなくなってはいたのですが、自宅の下駄箱に移すなどして、暑さをしのいでおりました。

ですが、昨年の冬に発泡スチロール箱を2重にして断熱シートを上から被せるという外気温の影響を少なくする仕組みにしたことで、なんとなくこのまま事務所でも夏を越せるのでは?・・と思ったのが誤りでした。昨日今日、特に暑い日が続いたことで、ケース内の温度が上がり、やられてしまったようです。

残されたのは10個ほどの卵胞。

孵化するかどうかはまるでわかりませんが、とりあえず比較的涼しい自宅の下駄箱の下に移し、秋まで様子を見てみたいと思います。

 

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