今日は埼玉南部、まだ晴れていますが雲は多め。台風は西へと逸れていきそうな予報ですが、お盆を挟んで季節が一段階進む印象があり(特に台風などの大雨後は)、その前後を確かめようと、近所の川っぷちの段丘崖を見てきました。

埋葬途中?のノコギリクワガタ。

これは、タヌキの仕業でしょうか・・。

タマムシのまだフレッシュな死骸がありました。背中をクチバシでひとつきされたのでしょうか。

埋葬蟻ことトビイロシワアリがせっせと作業をしておりました。アリのお尻にはさらに小さなダニが・・。ミクロの世界は無辺なのであります。

もうだいぶ前からの死骸も台風前に観測。こちらは通称「赤かぶと」なぜにこんなにも赤くなったのでしょうか(紫外線の影響?)。

通称「BIRTH(バース)」も観察。

通称「王蟲(オーム)」も。

このメスカブトからの発芽もその後を楽しみにしています。

新しい死骸は、もうほとんど見ることができません。

この頃の観察は埋葬蟻の利用も終わり、土に還りゆく者ばかり。

でもなぜだか不思議と心が安らぎます。

おかしな話ですが、美しさを感じながら観察しています。

「自らの角を抱く者」。

果たして台風の影響は、お盆の後は、どのように変わるのか。なくなってしまうのか。

そこらへんも観察してみたいと思います。〈若林〉□