花粉症がいよいよ本格化してまいりました。

春、なのです。

そして明日の3月1日は全国的に渓流釣りが解禁となります。

ワタシ的な解禁釣行はもうちょい先になりそうですが、ふと聴いたオザケンの19年ぶりのシングルが実に春めいていて、ああもういろいろと自分が思い通りの人間にならないジレンマを抱えていたあの頃やあの頃を想いだしつつ、これだ、この曲を車中でかけながらまだ雪の冠る春の渓流へと向かうのだ!・・なんてことを、穴倉のような事務所でひとり悶々と思いながら作業した一日でした・・。

 

さて。

昨日は表紙に写真を使っていただいた『新編 底なし淵』(ヤマケイ文庫/山と渓谷社)をご紹介しましたが、本日はこちらを!

ロックフィッシュマガジン (640x640)

『ロックフィッシュマガジンvol.2』(地球丸刊)です。

こちらは発売したばかり。

そしてこちらの一冊も、私が撮影した写真を表紙に使っていただいています。

 

「美しき岩場の宝石と出会うために--。」

なんと優美なキャッチコピーなのでしょう・・。

 

ロックフィッシュが〝海のイワナ(=岩魚)〟であるということについては、過去のブログにも書きましたので、ここで改めて触れはしませんが、やっぱりとってもきれいな魚ですよね。

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キジハタです。

 

表紙に選ばれたこの魚は、プロズワン(PRO’S ONE)という釣り具メーカーの代表を務める釣り人の佐藤文紀さんが日本海の出雲で釣った魚です。

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佐藤さんです。

狙った一匹を手にして、とてもうれしそう。

佐藤さんは、この釣りのパイオニア、いわば日本のロックフィッシュの釣りを作り上げた張本人とも言える人なので、当然のことながらよく釣ります。

ですが、私が佐藤さんの釣りを見ていていーなーと思うのは、釣れるとか釣れないとか以前に、ロックフィッシュと呼ばれる魚たちが大好きで愛しているということなんです。

私も魚が大好きなので、一緒に撮影に行ったりすると、ほとんど魚の話ばかり・・。この魚はここがカッコいいとか、あの魚はあんな表情をするとか・・。

特にロックフィッシュと呼ばれる魚たちは、イワナやヤマメといった渓流魚にも通ずる美しさを持っていますから、出会えた一匹は、まるで発掘した宝石を扱うような・・そんな気持ち。

 

「美しき岩場の宝石と出会うために--。」

 

そう、まさしく佐藤さんとふたり、そんな気持ちで釣りをして撮影した一枚だったので、表紙を飾ることができて、とてもうれしいです。

 

表紙のことばかり書いてしまいましたが・・内容はこちら地球丸のHPをご覧ください!

 

そうそう、ちょうど最近、佐藤さんのブログ「FUMI’S BLOG」では、ご自身のキジハタ釣りのかなり読み応えのある釣行記をアップしていますので、そちらもぜひご覧になってください(「ロックトランジットを携えて。四国・瀬戸内キジハタゲーム(1)~(6)」というタイトルです)。

 

PS 佐藤さんは知る人ぞ知る、北上川(追波川)のサクラマス釣りの達人でもあります。これからのシーズンは、そんな情報も次々とアップされるはずですよ! 〈若林〉□

 

 

 

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