暑い暑い埼玉南部。予報は熊谷でなんと40℃! 私のいるあたりもそのぐらい出ていそう。とにかく危険な暑さです。それでもお昼休みに少しだけ虫を見に・・。 昨年、熱心に観察していた通称「カブトムシの墓場」とその近辺へ。 昨年のことについては過去ブログ【タヌキかカラスか】あたりをご覧ください。一言で言えば、タヌキかカラスに食べられたカブトムシの亡骸がたくさん落ちている場所の観察です。 今年もたくさんの亡骸がありました。 お腹を綺麗に食べられているやつや 結構ガチガチとかじられたやつまで。ざっと20はいたでしょうか。割合としては雄が7割といったところ。 これはこれで興味深いのですが、今回、ちょっと気になったのはまた別でして・・。 こんな死骸が一カ所に6つほど見られたんですね。 死骸・・と書きましたが、まだ生きていました。 これもわずかに生きていたか? 何が気になったかと言いますと、食べられたわけではなく、ほぼ無傷だった、ということです。 このほかに2匹、全部で6匹のカブトムシが道路に落ちていました。オスの鞘翅(さやばね:硬い前羽)には小さな穴が開いていて、これはクワガタとの闘いの痕跡かな?などと思いつつ、その他の目立った外傷はありませんでした。 思うに・・暑さにやられてしまったのではないでしょうか。 何の根拠もありませんが、ちょっと気になった不可解な死(に際)でした。〈若林〉□
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